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りっちゃん


わたしは綺麗な毛色の犬と暮らしています
ヨークシャーテリアの女の子です
愛称はりっちゃんといいます

りっちゃんを母の知り合いから譲り受けたのは
わたしが小学5年生の3月でした

小さな体で東京から来てくれたりっちゃん
いま思えばどんなに心細かったことでしょう
それでも我が家に来てくれた小さな大切な命

はじめて我が家に来てくれたとき
隅から隅まで探検し、撫でようとした私の手を噛み、
興奮して疲れたのか
いつのまにか眠ってしまった姿を覚えています


いまでも好奇心旺盛なのに
少しびびりなところは変わりませんが
すごくすごく優しいりっちゃん

わたしが仕事でメンタルを崩し
ぼろぼろ泣きながら帰ったときは
りっちゃんのお気に入りのぬいぐるみを持って
やさしく側に置いてくれました

それから何時間も側にいて
撫でさせてくれました

そんな日は私のところに来て一緒に寝てくれます
りっちゃんの暖かい体温と柔らかい毛並みを感じながら
ゆっくり眠ることができます

"いとおしい"
そんな感情をはじめて教えてくれたりっちゃん

りっちゃんももう14歳を迎えました
わたしのエゴかもしれないけど
元気に長生きしてくれたらいいなと思います

愛してるよ〜

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