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株式会社プルソワンが考える2023年市場動向、yfos構想と化粧品業界の未来




皆様こんにちは、今年も残すところあと3日となりました。2022年は弊社にとって大きな転換期であり1年を通して成長できたところもあれば反省しないといけないところもあったなと年末が近づくにつれ、考える日々を送っています。ここで改めて、弊社のビジネスモデルや未来のビジョンをここに残しておこうと思います。


①超小ロットで叶える化粧品開発の民主化~次世代型OEM構想~

弊社のサービス「夢をカタチに100本から小ロット化粧品OEM」を掲げるyfosですが、こちらの内容を文字にして皆様に分かりやすいように書いていこうと思います。まず、この記事をお読みの方なら一度は化粧品販売やエステなど美容に関する仕事についてみたいなと考えられたことがあるのではないでしょうか?しかし、化粧品メーカーになるのはそう簡単なことではない・・と誰もが考えると思います。それもそのはず、OEMメーカー(製薬会社や製造工場)に問い合わせをすると、製造は3000本がミニマムロットとなります。こう答えられるでしょう。

結論から言いますとメーカーになるのは簡単なことです。資金と化粧品知識があればOEM工場で作れてしまうのですから。しかしここで問題となるのは、そのロット数ですね、いくら資金がある企業でも多くの在庫を抱えるのは躊躇してしまうでしょう。クライアント様の話を聞いていると20000本で始め作ったが残ってしまって躍起になっているという企業さんも中にはいらっしゃいました。この在庫過多がもたらすマイナスはお金だけでなく、「時間」というタイムマネーの損失がかなり大きいのだと感じています。
在庫を多く持つという事は、社員はその商品を売ろうと必死になりますし、会社あげて取り組みます。売れないのであれば社内リソースを割き、広告費をかけ、時間とお金をかけ中でもタイムコストが半端なくかかってしまいます。

私たちはこの問題が深刻化する前にyfosを立ち上げました。かつてから小ロットOEMができる工場さんはありました。しかし、ラベル替え商品であったり、容器や箱などのクリエイティブに欠けるデザインが目立っていて、フルカスタマイズでできるOEM工場は少なかったです。

弊社では「完全フルカスタマイズ」で商品開発が出来ます。以前の記事を参考になさってみてください。この化粧品開発の民主化というのは誰もが簡単に商品開発にアクセスできシームレスにブランドを立ち上げることが出来る。そんな未来を創造し、これからも弊社ではyfos事業を進めていきたいと考えています。

この構想(yfos)は、個人事業主の方やエステサロンオーナー、スタートアップとして起業される皆様にも、もちろんお使いいただきたいプラットフォームになるのですが、すでに化粧品メーカーとして事業を営んでおられる企業様にもお使いいただきたいです。長年事業をされている企業様ならお分かりだと思いますが、商品開発~ローンチこの打席数をどれくらい増やせるかだと思います。D2C企業の方もそうです、「打席に立って打率を上げる」化粧品というカテゴリは数えきれないほどのブランドが存在し商流があります、だからこそ、ホームランを狙わず過剰な在庫は避け、小ロットでテストマーケティングを進め取捨選択するというマーケティングが必要ではないでしょうか。

②過剰在庫、在庫管理からなる機械損失の低減が今後のカギに

近年の資金調達や株式市場を見ていても環境に配慮しているESG投資、いわいるSDGS。循環型社会の構築に取り組んでいるか?が投資家判断の基準とも言えるようになっており、

(ESG投資は、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)等の企業が持続的成長を目指す上で重視すべき非財務情報も 考慮した投資であり、その背景には、地球規模で、環境・社会に関する課題が顕在化していることへの問題意識が ある。GPIFが国連の責任投資原則(PRI)に署名したことなどを契機に投資家の間で注目を集めている みずほ総研より)

アパレル業界などの大量廃棄も問題視されています。化粧品業界にも同じことが言えます。近年ではイオンで使用済容器の回収も行われています。

イオンで化粧品、日用品の使用済み容器の回収、リサイクルを行う「グラムビューティーク リサイクル プログラム」

イオンに設置された回収ボックス

メーカーは過剰在庫や在庫を切らせてしまう事の無いよう、予測を立てるなどし「サプライチェーンマネジメント」に取り組まないといけません。これは過剰在庫を防ぐだけでなく、商品の欠品を防ぎ売れるときに売れない「機会損失」が起こらないよに、利益を確保するうえで必要不可欠な事といえます。サプライチェーンマネジメントは買い方の自由度が増した今の時代おいて、重要ワードのひとつといえます、2023年以降、必ず必要な世の中になることを予想します。

③化粧品市場、2027年に5,083億米ドル規模到達見込み

世界の化粧品市場は、2021年に3,575億米ドルの規模に達しました。2022年から2027年にかけて、市場は5.95%のCAGRで成長し、2027年には5,083億米ドル規模に達すると予想されています。

市場の動向
消費者の美意識の向上と、カスタマイズされた化粧品への志向の高まりは、市場の成長を促進する重要な要因の一つです。また、ソーシャルメディアの影響力の高まり、急速な都市化、一人当たりの所得の増加により、消費者は新しく、ユニークで、プレミアムな製品を求めるようになっています。これは、急成長する電子商取引とともに、製品ポートフォリオと消費者層を拡大するための有利な機会をメーカーに提供しています。これとは別に、老年人口の大幅な増加や、アンチエイジングに注目が集まっていることも、市場の成長に寄与しています。さらに、ビーガンライフスタイルの普及と、石油由来成分の健康への悪影響に対する懸念の高まりが、ビーガン化粧品の需要を促進しています。ビーガン化粧品は、植物由来のエキスや環境に優しい誘導体を使用したオーガニック美容製品です。これに伴い、複数のブランドが最適な化粧品を求めて皮膚科医と連携しており、市場の成長を後押しすると予想されます。※株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート参照

このレポートからも日本の化粧品メーカーは世界戦略を考えなければなりません。弊社では2023年以降ベトナムをハブとし東南アジア市場への道筋を開拓していきます。メイドインジャパンの質のいいプロダクトを世界の人々に届けれるよう邁進していきます。

2023年も株式会社プルソワン、yfos事業をよろしくお願いします。

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