万年筆が欲しい
万年筆が欲しい。
理由。インクに対しペンが足りないから。
現状万年筆は4本ある。
プラチナ #3776センチュリー シャルトルブルー F : パイロット 色彩雫 山葡萄
パイロット キャップレスマットブラック F : パイロット 色彩雫 月夜or紺碧
セーラー プロフェッショナルギア F :パイロット 色彩雫 冬将軍
ペリカン スーベレーン M1000 B :ペリカン ロイヤルブルー
の4本である。
それぞれ色によって使い分けているのだが、肝心の黒やブルーブラックと言った、フォーマルでも使える色が無いのだ。
青系は外せない。紺碧と月夜は絶対だ。
赤系も1本入っていると気分転換できるしマーカーとしても目立つ。
ペリカン M1000は太字でノート等に書くには太いのと、出来れば純正ロイヤルブルー固定で行きたい。
そうなるとセーラー プロフェッショナルギアだが、案外冬将軍の色が気に入っているのと、正直このペンはキングダムノートで中古で買ったこともあり、書き味が気に入らない。黒やブルーブラックと言った日常的に使う色で使いたくない。かと言って、紺碧や月夜、山葡萄のようなメインのインクをプロフェッショナルギアで使いたくない。
ということで1本足りないのだ。
条件として細字であること、金ペンであることの2つ。
候補はいくつかある。
1.ペリカン スーベレーン M400 EF
ド定番。憧れのペン。すでにM1000はあるが、祖父の遺品を貰ったものなので、自分で買った訳では無い。やはり自分でスーベレーンを買いたいという思いがある。ただ、やはり金額は高いのと、国産と比べEFと言えど太めの字幅であること、個体差があるというのがネックか。しかしデザイン、ブランド、吸入機構に関していえば最高だろう。
2. パイロット カスタム74
ド定番ですな。パイロットの王道万年筆。今まで何本も万年筆を買ってきたけれど、カスタム74は使ったことがない。理由は見た目がダサいから。仏壇みたいなデザインはどうも好きになれない。しかし、ペン先は申し分ないだろう。王道と呼ばれるペンを使ってみたいのだ。
3.パイロット カスタムヘリテイジ92
パイロットでは珍しい吸入式万年筆。それもスケルトン。ペリカンで言うところのデモンストレーターみたいなやつ。インク吸入式っていうところに惹かれるの、信頼のパイロット製。ただ高級感はないかな。
4. LAMY2000
これも王道だろう。1966年に、2000年を見越してデザインされた万年筆。無駄のないシンプルなデザインは40年以上たった今でも色褪せない魅力を持つ。これまた吸入式。値段もペリカンとくらべれば安価なのもいい。ネックは個体差がありそうってことかな。あとは字幅の太さは海外製故仕方ない。
5.セーラー プロフェッショナルギア インペリアルブラック
イマイチ自分の中でセーラーの万年筆とは相性在が悪いと感じていた。フロー渋めでカリカリとした書き味の印象が強い。しかしこれは中古のペンを使ってのことだし、過去に使っていたクリアーキャンディもまたこの傾向が強かったが、しかしこれは1000円程度の鉄ペン。新品の金ペンならば書き味も良かろう。なによりインペリアルブラックはデザインがかっこいい。ボディだけでなく、ニブも黒くなっているのだ。無骨で、男の為のデザインといったところ。また、ニブは21金で柔らかいと思われる。セーラーならば黒墨、青墨といった染料インクも使えるし、求めている用途としてはいいのでは無いか。ネックとしてはこれまでのセーラーのイメージが良くない点。
以上5つ。個人的にプロフェッショナルギアインペリアルブラックが魅力的に感じる。ただ、やはりペリカン M400も欲しいんだよな。国産細字並みに研ぎ出してもらえば国産と遜色ない太さになるし。悩むところ。