脚本が完成!
みなさま、こんにちは。
バレエ「えんとつ町のプペル」製作総指揮の関 巴瑠花(せき はるか)と申します(作品への想いはこちらから)。
バレエチームが動き出し(バレエマスターの想い、奇跡的な出会い)、本格的な製作がはじまります。
まずは、西野さんが書いてくださることになった脚本について(脚本をもって西野さんのもとへ)、どんな風に脚本ができあがったのかをお話します。
プロ公演の脚本とはいえ、もともと子どもたちに届けたいとスタートしたこのプロジェクト。
私は、「子どもたちが踊るときに、憧れのプロダンサーと同じ脚本で舞台に立たせてあげたい!」と思っていました。
プロダンサーならどんな脚本でも踊りこなせますが、発表会は3歳くらいの小さな子どもたちも出演します。
そこで、バレエ芸術として成立するような脚本でありながら、発表会で子どもたちが踊ることができる脚本にしていただきたいと、以下のことを西野さんにお伝えしました。
・先生たちは日頃がんばっている生徒にできるだけチャンスをあげたいと思っているので、「主役とその他大勢」という構図にならないように、主役以外にも目立つ役がほしいこと。
たとえば、ディベルティスマン(数人で次々に踊る場面)を入れることで、子どもたちの見せ場を増やすことができます。
・バレエ教室には何歳の子たちが多いのか、年齢や人数に応じた踊れる時間・踊らせたい構成などを考慮してほしいこと。
3歳の子は1分間踊ることができればブラボー!です。舞台の上でお父さん・お母さんを探しだしてしまい、まったく踊らないというかわいいハプニングを起こしてくれる子たちもいます。
バレエの先生は、1人1人の生徒が最も輝くような舞台をつくりたいと、愛情をこめて頭をなやませながら配役をしているのです。
西野さんは、このような要望をすべて汲み、脚本を制作してくださいました(プロフェッショナル!)。
制作の過程では、「こんな感じでいつも書いてるんですが、このまま進めても大丈夫ですか?」、「この場面、こんな感じでいこうと思いますが、踊り的にどうでしょう?」など意見を求めてくださることも。
毎回手に汗を握りながらLINEを返信していましたが、とても楽しいクリエイティブの時間を経験させていただきました。
こうして西野さんが子どもたちのために書いてくださった脚本には、バレエオリジナルのキャラクター(とってもかわいい!)も登場します。
子どもたちが踊っている姿が目に浮かび、とってもわくわくする脚本が完成しました。
バレエ「えんとつ町のプペル」
製作総指揮 関 巴瑠花
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