![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99880373/rectangle_large_type_2_76e86fe94d03757c09bc773fcaff09ed.png?width=1200)
☕バレエマスター・バレエミストレスとは?
本編を読みすすめるために、そしてバレエをもっと楽しむために、役にたつお話をさせていただく、ティーブレイクの記事です!
今回は、「バレエマスター・バレエミストレスが何をする人なのか」を解説したいと思います。
バレエ作品をはじめから作るとき、まず演出家がどのような舞台(物語の流れ、音楽、照明、衣装などすべて)にするのかを考えます。その後、振付家が演出家の意図をくんで振付をします。
振付家は直接ダンサーへ振りを教え、ダンサーは本番までに何度も何度も練習(リハーサル)を重ねますが、各自、自主練だけで舞台にあがるわけではありません。
この過程で指導者の役割を担うのがバレエマスター・バレエミストレスです。男性の場合はバレエマスター、女性の場合はバレエミストレスと呼ばれます。
バレエ団では、そのバレエ団で主要な役を踊っていたダンサーが引退後、バレエマスター・バレエミストレスをつとめることが多いです。
バレエマスター・バレエミストレスは、演出家と振付家の考えや意図を理解し、どのように踊るとそれを実現できるのかを詳細にダンサーに伝えて、導きます。
言うなれば、ダンサーの魅力を最大限に引きだしつつ、演出家と振付家が目指す方向へと導く専門家です。
バレエマスター・バレエミストレスがいることで、ダンサーが輝き、作品に魂がこもるのです。
バレエ「えんとつ町のプペル」
製作総指揮 関 巴瑠花
★バレエ「えんとつ町のプペル」公演情報はこちら
★公式ホームページはこちら
★noteの記事一覧はこちら
★応援Facebookグループはこちら