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都内在住。地域の歴史と地理が好き。MAP片手に都内中心にぶらぶらして気になったことを備忘録的に記事に残していきます。

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最近の記事

日本橋近くにあった堀留川を巡る

堀留川?全国的に有名な東京の日本橋。その隣にある江戸橋近くに2本の掘割がかつてありました。 それを「西堀留川」「東堀留川」と言います。 現在は埋め立てられてしまっておりますが、旧流路を巡ってみました。 江戸時代の絵図を参照してみる現場近くに案内版がありました。 今昔マップで見てみる現在のMAPで想像してみる実際に行ってみると川があったことなど想像もできないほどの景色ではありますが、川があったことは事実なんですね。 西堀留川のL字のように折れ曲がった先の突端付近は、江戸時代

    • 北区王子3丁目交差点の「長尾橋歩道橋」→長尾橋って?

      長尾橋歩道橋東京都北区王子3丁目の交差点に架かる歩道橋「長尾橋歩道橋」。 「長尾橋」というのはどういう由来なのだろうか。 この辺りの住所は既出の通り「王子3丁目」となります。 旧町名なのでしょうか、また「長尾橋」という橋が架かっていたのでしょうか。 場所の確認旧町名を調べてみるこの辺を昔は長尾or長尾橋などと呼んでいたのでしょうか。 明治時代初期以降の情報として、ウィペディアによれば、 という事で、長尾に関する記載はありません。現在の長尾橋歩道橋がある王子三丁目は王子村に

      • 荒川の旧流路を巡る(浮間公園周辺)

        東京都板橋区にある浮間公園(JR埼京線の浮間舟渡駅)周辺の荒川はかつてはかなり蛇行していたようです。 その名残として浮間公園の大半を占める「浮間ヶ池」は蛇行した荒川の本流だったそうです。 浮間公園以外にもちょっとした名残があり、浮間公園から西側へ1.5キロ、国道17号(中山道)を越えた先の新河岸川沿いに蛇行していた流路の後があります。 今回はこの旧流路の跡を巡ってみました。 上の荒川流路の変遷図と航空写真が掲載された浮間公園のガイドブックには、流路の大改修と浮間ヶ池誕

        • 現存しない川 東京北区の「稲付川」を巡る

          稲付川について稲付川というのが東京都北区内にあったとのことで、いろいろ調べてみました。 現地に行く前に下調べしてみましたネットの情報(主にWikipediaの「稲付川」の項目)を見ながらGoogleMAPで川跡のようなものを見ながら流路を想像してみました。 長さは大体4.5キロほど。流路と思われる道もあれば、開発により全く見当もつかない場所もあました。 全体像 実際に行ってみた石神井川の向屋敷橋からスタート 向屋敷橋あたりから分水したとありましたので、そこからスタート

          赤羽駅近くの曲線道路が気になる!

          地図を見ていると気になる地形がたまに出てきます。 今回は赤羽駅の南側から北東へきれいなカーブを描く曲線道路について調べてみた。 この曲線道路。曲線を描いたあと東へと伸びています。 行きつく先は国道122号(北本通り)とつながります。また、そのさらに東には隅田川という地形です。 曲線道路の長さは約1.1キロです。 この道路周辺について地図で見てみると… 東北本線(上野駅から赤羽・大宮方面へ走る線路)がある 区立の運動場、都営団地、清掃工場、都営バス車両基地、警察署など自

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