meta innovation dayの全て(全スライド付き)
10/18、Meta innovation dayがMeta Reality Labで開かれ、サンフランシスコを中心にデベロパーが招待されました。招待制でしたが、スライド含めてSNSへの投稿はOKとのことで、話された内容とスライドをまとめました。
登壇者
Christine Trodella: Vice President of meta reality lab https://www.linkedin.com/in/christine-trodella-088306/
Micah collins: Senior director meta for work https://www.linkedin.com/in/micahtc/
Jason Marsh: Flow immersive CEO https://www.linkedin.com/in/jasonmarsh/
Chris Madsen: Engage XR dierctor of sales engineering & XR strategy https://www.linkedin.com/in/chris-madsen-49b2312/
Roberto Hernandez: PWC metaverse leader https://www.linkedin.com/in/robertohernandez1/
Ryan Brennan: Business Development Manager at SHI https://www.linkedin.com/in/ryan-brennan-4b747b93/
以下、それぞれの講演内容
Christine Trodella: Vice President of meta reality lab
なぜマーク・ザッカーバーグのOculus買収がすごかったかというと、(Oculusファウンダーすら考えていなかった)ゲームとしてではなくOSとして買ったから。
Quest Proはノンバーバルコミュニケーションを伝えることができるようになった
Quest 3はMRとしてゲームチェンジできるデバイスとなった
自動車メーカーでは、すでにデザイナーがたくさん使っている
コンテンツをつくって終わりではなく、組織の中でVRヘッドセットの教育していくことがとても重要。
Micah collins: Senior director meta for work
4つの領域でMRデバイスが進化している
1. ラーニングとトレーニング
よりリアルかつ、効果的なトレーニング(動画や、現実のトレーニングより)
若い従業員はリアルのトレーニングよりもVRを好んでいる
2. Creativity and design
プロトタイプを早くする。空間測定系、病院、ゲームPC、ファクトリーフロアなどの製作。
Autodesk/adobeとgravity sketchが繋がるなど、ワークフローがより便利に。
組織の中でもクリエイティブな従業員が使うようになってくる
3. コラボレーションとミーティング
マークザッカーバーグはミーティグとコラボレーションのツールはヘッドセットになると思っている
ファイザーはリモートワークの中で、コロナワクチンををつくるために使ったが、Questがなかったらできなかったとのこと。60%のトレーニングタイムが早くなった。87%の従業員が2DよりもVRがいいという結果。
UCL(大学)は、化学に使われる器具の練習について90%の時間的な削減があった。
PURINA(ドッグフードメーカー)は、工場で過少/過大な袋詰めがかなり問題だった。5~20%のオペレーションが効率化された。
Sketch, Adobe, Zoomがmetaとコラボし、リモートワーカーや異なるオフィスで働いている人が使っている。
Microsoft meshが次に出る予定。Adobeとマイクロソフトは長期的にまだまだ出してくる。今年中に新しいアプリ。
4. コミュニティビルディング
Meta quest for business
- Google workspaceなどと接続され、どの従業員が使えるかわかるようになる
- App management どの従業員がどのアプリにアクセスできるか
- カスタマーサポートではshared deviceモードも出てくる
"Future of work is now"
既にさまざまなユースケースでデスクトップを超えている。
各社のCIOとCEOは学びたい、試したい、使っていかなければならないと考えている
Jason Marsh: Flow immersive CEO
データを3Dでビジュアライゼーションするためのツール(例えばテスラの株の動きを3次元の指標でみながらディスカッション)
Chat gptと組み合わせて、話した内容をデータで見ることができる。またデータについて質問してその場で回答を得ることができる。AIでリサーチャーや専門家なしでできるように。
Chris Madsen: Engage XR dierctor of sales engineering & XR strategy
Engageは、コラボレーションプラットフォーム。20人近くが同時に入れる
Chrisのバックグランドは20年間の行動科学
Fireside chatをもしVRでやれば、3Dを実際に出せる。そして他の人に渡せる。一緒に3Dアセットを使って街を組み立てることができる。録画して、3Dで参加してない人に配ることもできる。
事例:ドローンでG7の会場を空から3Dキャプチャリング→セキュリティのフローをVRの中で、3D地図を見ながらディスカッション
Athena AI というキャラを作り彼女になんでも頼めるように(NYCの3Dモデルにつれていってくれとか)。さらにトレーニングでも使える。(カスタマーの役やってよなど)
Robert Hernandez: PWC metaverse leader
2 年前から公式にメタバースプロジェクトを始めた。グループチャットから始めた。1ヶ月に1回ヘッドセットでミーティングして、200人が参加。
特に、新入社員がとても興味を持っている。
4年前のビデオ。ダイバーシティとインクルージョンのトレーニングとして使った。Magicalといわれた。
Ryan Brennan: Business Development Manager at SHI
エンタープライズ向けにヘッドセットのサポートやロジを提供
NissanのEVを予約した人はみんなmeta quest2を受けとった。
ジョンソンアンドジョンソンは、surgeryのために数千台を購入。
OPTIMA(フロリダの学校)では、全ての授業をヘッドセットで行っている。
以上、いかがでしたでしょうか。
そこまで新しい情報はなかったものの、Reality Labsのメンバーと話すことができ、有意義な会となりました。
10/31に東京でも開催するとのことでそちらも顔を出す予定です。もしご興味ある方いたらDMいただけますと幸いです!
全スライドはこちら:https://drive.google.com/drive/folders/1SPcCzMJIkdeOm69p8IVO8_hh87tkLAkf?usp=sharing
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