休職5日目:おいしいものを作って食べたい
月曜日が始まる。会社の同僚はみんな仕事していると思うと、やっぱり休職ってなんだか後ろめたいなあ。
普段の有給なら、昼間からお酒を飲んで、みんな働いているのに自分はお酒を飲んでいるよって、背徳感に浸ったりするのだけれど。
ここ最近はオンライン英会話にべったりだったので、今日は別のことをするかなあと料理に挑戦することを決める。
まあ、先日までとは別のオンライン英会話サービスに加入したのだけれど、その話はまた後日。
なぜ料理なのかといえば、そう、料理が得意じゃないからだ。
理系脳なだけあって理屈っぽく、冷蔵庫の残り物で適当に作りましたみたいな感覚が理解できない。
料理は妻に任せっぱなしで、今のところ私の出番はないのだけれど「たまには自分が作るよ」とかって言って、楽させてあげたいと思ったりもする。
そこで、いろいろと料理の本を探して読んでみたのだけれど、こんな本が見つかった。
「チューブ生姜適量ではなくて1cmがいい人の理系の料理」という本である。
理屈っぽい自分にはピッタリな本だった。牛丼の作り方がフローチャートになっていたりと、理系一色な内容。
この本を読んで、料理を上手くなるには、何度も同じ料理を作って慣れるしかないという結論に至ったのだ。そりゃそうだよね、本だけ読んで上手くなるはずないし。
そこで今日はオムライスを作ることにした。洋食の王道である。
休職明けには、息をするようにオムライスを作れるようになってればいいな・・。
二人前の材料(妻も食べてくれるってさ)、鶏もも肉200g、玉ねぎ半分・・というふうに、料理本に指示されたとおり準備し、指示されたとおり調理してみた。
参考にしたのは「誰でも1回で味が決まるロジカル調理BOOK」という本。
こちらの本も少しだけロジカルで理系向きなっています。
ただ、オムレツを焼くためのフライパンは18cmが推奨されていたけど、家のフライパンは28cm。ミニマリストなので無駄にモノを増やしたくないから、ここだけは妥協した。
チキンライスは何となく様になるように完成したのだけれど、フライパンの問題なのかオムレツはスクランブルエッグになってしまった。まあ、食べられるからいいか。
妻と一緒に食べる。
うん、まあ、ぼちぼちかなとかごまかしたけど、自分でつくったご飯はおいしい。
指示通りつくれば、なんとか食べられるものができた。まあ、難易度が高くない料理だからだろうけれど。
今回、料理初心者である自分が気づいたことは次のとおりである。
強火は使わない。
基本的には、強火はお湯を沸かしたり、フライパンを温めるくらいにしか使わないとのこと。
そう、強火の扱いは難しいのだ。
手順よく扱わないとすぐに焦げてしまうため、初心者には使いにくい火力である。
卵はフライパンに入れてすぐに混ぜる
フライパンが28cmと大きかったのも原因だけれど、溶き卵をフライパンにいれてぼーっとしていると、すぐに卵がしっかり焼けてトロトロオムレツにはならない。
熱された中火のフライパンに卵を入れたら、7・8秒ですぐにかき混ぜるのだ。
今回の料理で気づいたことは二つだったけれど、こういった気づきの積み重ねが料理技術の成長に繋がるのだと思う。
次は何に気付けるのだろう。