卒業アルバムからの卒業
定期的に捨てたい欲求が現れて、いざ捨てようと思うと捨てられないものがあった。そう、それは卒業アルバム。
中学生の時は小学校を、高校生の時は中学校を懐かしんでは革製ではないがページを開いていた。友達と集まっては開き、また、1人で開く。今まで生きてきた証のように、捨てるはずのない大事なアイテムとして持ち続けてきた。
それでも、発作のように定期的に、捨てたいなあと思うようになってきた。そんな捨てられない時、特にテンション(メンタル?)が下がっている時には、このように考えるようになった。
自分の人生を全うした後、誰かが処分しないといけないんだろな。そもそも、卒業アルバムは死ぬまで持ち続けたいアイテムなのかと。
答えは否である。
私の理想は、亡くなった時にほとんど持ち物を持っていなくて、残ったものの手を煩わせないこと。アルバムとかは捨てにくいだろうなあと。見ることないのに。
そういった思い立った(メンタルが落ちている時?)に、高校のアルバムはもういいかと思い捨てた。また別の日、中学校はそんなに思い出はないかぁと、捨てた。またまた別の日、小学校時代は心に思い出が焼き付いてるよと捨てた。この前、ついに保育園のアルバムも捨てた。コンプリートである。
もし、また見たくなった時は友達に見せて貰えばいいかと、すごくスッキリ、身軽になった気がした。
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