子宮筋腫の手術のこと5~手術当日から術後1日目
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手術当日は絶飲食
6時起床で看護師さんが検温や血圧を測りに来た。ここから絶飲食。
もうすでに喉が渇いている気がするけど我慢。
前日に飲んだセンノシドのおかげで数回トイレに行く。
お腹が痛いというほどではない。
前日に渡されていた、肺血栓塞栓症予防のための白いぴったりハイソックスを着用。
履き方の紙を渡されていたけど、履くの難しかった。
いよいよ手術 娘が来る
私の場合母はすでに他界しており、夫もいないので手術の立会いは大学生の長女にお願いしていた。
私を上回るレベルの方向音痴なので心配していたが予定通りの時間に来てくれた。
付き添いの病棟看護師さんと娘と会話しながら手術室エリアへ。
ここで手術看護師さんに交代。例のベテランそうな看護師さん。
「娘さん顔そっくりね!!」なんて明るい調子で救われる。
入り口で貴重品入れのカギを預け長女とはお別れ。
手術室そして全身麻酔
「機械が多くてびっくりしないでね」と看護師さんに言われたけど、手術室はとにかく真っ白で明るい!という印象。
機械もあるけど、私の場合、手術支援ロボット『ダヴィンチ』を使ったものだし驚くほどではなかった。
真ん中の比較的小さなベッドに横になると、噂通り暖かくて気持ちいい。
ここで上半身は真っ裸に。
あっという間にいろんな器具が体につけられていく。
利き手でない左腕の外側に看護師さんが針を挿そうとするがなかなか入らないらしい。ちょっと痛い。
ベテラン看護師さんも現れ挑戦するがうまくいかないらしい。
えーなんか痛いし。。
すると昨日節目してくれた麻酔の先生が来られ、あっという間に刺してくれる。やるじゃない。イケメン麻酔先生。
「このあと麻酔が入っていきますからねー。眠くなったら寝ちゃってくださいね。」の声と同時に目の前がぐるぐる…
手術後3時間ほどで一度目が覚める
気がついたときには自分の病室でした。その前にもなにか声をかけらたような記憶はあるのですが、断片的でしかない。
「スマホ使いますか?」と聞かれ一応うなずくと、枕元に置いてくれた。
痛みはほとんどないけどいろいろつながれているし、すごく気だるいけどなんとかスマホを見ると15時過ぎだった。
9時から手術開始で、3時間ちょっとで手術は終わると思うと言われていたので、そこからさらに3時間ほど経過しているということ。
長女はもう帰ったらしい。右腕に預けていた貴重品入れのカギがくくりつけてある。(ちょっと邪魔)
左腕には点滴が何本かつながれているし、指にもなにかついている。
足には肺血栓塞栓症予防のためのポンプが付いていてギューギュー音鳴らして動いているし、とにかく気になるけれど、まだ麻酔の影響もあるのかずーっとうとうとしながら過ごしていた。
眠れなかったらどうしよう
看護師さんはちょくちょく様子を見に来てくれていた。
体温や血圧測ったり、お腹の傷の具合を見たり。
何度目かの時に、「夜寝れなかったらと思うと不安なのですが」と伝えると、夜中の12時にも来ますのでその時お薬持ってきますね。と言ってくれました。
実際そのとおり夜中に薬を点滴から入れてもらい、ずーっとうとうとしながら、看護師さんの見回りのたびに目は覚めるものの、またすぐうとうとしながら過ごしました。
術後1日目のこと
翌朝、さすがに喉が渇いてきた。
10時頃看護師さんがようやく「水飲んでみましょうか」と起こしてくれた。
ストローキャップも用意していたけれど、看護師さんに手伝ってもらいながらペットボトルから水を摂取した。
おいしい。
そのあと足のポンプを外してくれて、着圧ソックスを脱がしてもらい、温かいタオルで拭いてもらった。気持ちいい!
左腕はまだ点滴がついているけれど背中も拭いてくれた。
これだけで生き返る感じ。
その後、介助してもらいながらトイレへ移動。
ここで導尿カテーテルを外してもらった。
おお、だいぶ動きやすく感じる!!
このあとから点滴を引っ張りながら自分でトイレに行くようになる。
動けるって幸せ!!
お昼と夜にはおかゆを食べることができた。
お腹が特に空いているわけでないけど、元に戻りつつあることを実感。
この日も眠れなかったら嫌だなと思ったが、お薬入れてもらわなくてもうとうとと眠ることができた。
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