夢ができた

巫女ちゃんと
とても楽しいランチをして、
そのあと、将来の話になった。

私と彼女の夢は同じだった。

「やっぱり子どもは欲しいよね!」

巫女ちゃんはとても素敵な笑顔で言った。

彼女は4人きょうだいで、
お姉ちゃんとかなり仲が良いみたいだ。

私も巫女ちゃんも、
きっと
あったかい家庭で育ったろうんだろうな、
こういう夢を持つということは。

「ちょっとお金持になって、子どもとステキな旦那さんと一緒に温かい家庭を築く」

という夢を私が持ったのは
つい最近だ。

小さい頃は、
自分がお母さんになることなんて
想像できなかったし、
高校生の時は、
当たり前になれると思ってたから。

でも大学生の今は、
「ちょっとお金持ちになって」
という条件つき(笑)の

「子どもとステキな旦那さんと一緒に温かい家庭を持つ」

という将来像は、簡単に達成できるものではないものだと、薄々気づいてきた。

大学を卒業して、
就職して、
結婚して、
子どもに恵まれて……
みんな健康でいて、
できれば旅行も行きたい。

案外、理想が高いかも知れない。
いい夢だ。

夢というものは、
絶対に叶えないといけないものじゃない。
変わってもいいんだから、
人に話したり、ここに記すのも
悪くない。

今日は、初めて、
自分の夢を人に話せた日。

巫女ちゃんと一緒に
またゆっくり、
とっても素敵な夢の話をしよう!と
約束をして電車に乗った。

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