7/31㈬ 日銀金融政策決定会合・FOMC
日銀金融政策決定会合
結果:0%~0.25%
前回:0%~0.1%
・国債買入れ、毎四半期4000億円ずつ減額。2026年1-3月に2.9兆円へ
・GDP見通し、2024年度を+0.6%へ下方修正
・物価見通し、2024年度を+2.5%へ下方修正、2025年度を+2.1%へ上方修正
感想
日本銀行が円安による物価上昇にやっと重い腰をあげたとはいえ、日米の金利差は依然5.25%とかなり乖離がある。本来ならFRBがQTと利上げを行ったときにECB同様に日本もすべきだった。当時行っていればここまでの円安、物価上昇には陥っていなかったと思う。
加えて、QT(資産売却)をせず、減少するとはいえQE(量的緩和、主に国債買い入れ)を未だに継続するので円の価値は依然弱いままではないかと思う。
注意:相場は思ったようには動いてくれないのが常である。
🇺🇸FOMC政策金利
結果:5.25~5.50%
予想:5.25~5.50%
前回:5.25~5.50%
パウエル議長
「責務の両サイドのリスクを注視」
「インフレ率を2%の目標に戻すことに強くコミット」
「この2年で両方の目標で大きな進歩を遂げた」
「2つの責務にしっかりと焦点を当て続ける」
「供給条件を改善し、堅調な需要を支える」
「雇用市場の需要と供給のバランスは改善した」
「経済が堅調なら、必要に応じて金利を維持する」
「利下げが早すぎるとインフレの進展が逆転する可能性がある」
「利下げが遅すぎると経済が過度に弱まる可能性がある」
「労働市場が予想外に弱まった場合、対応する準備ができている」
「最近の指標は経済が引き続き堅調なペースで拡大していることを示唆」
「データは雇用市場が過熱ではなく好調であることを示唆」
「FOMCは利下げに近づいているという感触を得ている」
「9月FOMCで利下げが選択肢になる可能性ある」
「今後の道筋は経済の進展次第」
「今年はゼロから数回の利下げのシナリオが考えられる」
「労働市場が軟化しているため、インフレの上振れリスクは減少している」
「今から9月までの間に多くのデータが得られる」
「政策制限を緩和する時が来ている」
「労働市場の下振れリスクは今や現実のもの」
感想
FRBの利下げが年に何回か、いつなのか、が注目される相場になってきている。FRB議長は依然CPI2%の目標を掲げているのでやはりこの指標次第でドル高にもドル安にもなることを頭の片隅にいれておこうと思う。
為替介入について
6月27日から7月29日までの外国為替平衡操作額は5兆5348億円。
IMMポジション
ドル円チャート
来週からのトレード(FX)
・米CPIが悪化し金利維持ならドルが再び買われ、改善され利下げ目前になるとドルが売られる相場になるので結局は米指標待ち。(判断はそれ以降)
・先週までの円の買戻しは上のIMMとドル円チャート見てわかると思うけど、IMMの円ショートポジの決済(7月で半分近く決済)と各証券会社の個人のロスカット巻き込んだものだと思ってる。日銀は依然国債買い入れて市場に円を供給するわけだし金利差も依然5.25%と高いままなので、IMMの決済が一段落すれば140円~150円のボックスになると思ってる。
・日足で連続陰線が続いているのでデイトレするならショートで、陽線が出てからロングのデイトレ予定。
おつぽよ ฅ(ㆁωㆁ*)