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20210324 いつか嘘になる“またね“なら言わないほうがいい

すいようび。

さあさあ追いつきましょうね。もう1週間前の自分を思い出しながら日記を書くのは止めにしたい‥‥記憶の平均台をフラフラ歩いているみたいな感覚で、あまり気持ちの良いものじゃないから。

この日はいつも通り‥‥とはいかず、まだまだ出勤自体はするんだけれど、異動する人たちにとって一区切りになる日。毎朝やっている全体の打ち合わせのタイミングで、異動する人が一言ずつお話をする機会があったんだけれど、なんというか‥けっこう言葉に詰まっちゃったな‥‥。

言葉に詰まったっていうか‥緊張したっていうか。いざ自分が話すタイミングになると心拍数がバクバク上がっていって、うまく話せなくなってしまった。外面だけそれっぽくするのはそこそこにできる‥はずなので、そんなにヘンテコなことは言っていなかったと思う。あんまり感情が溢れて泣いてしまうようなタイプではないと自分では勝手に思っていたんだけど、今思い返してみれば、あの心拍数の上昇は、緊張というよりは感情が溢れてのものだったのかも。

数十年も自分と一緒にいるのに、いまだに自分の状態をうまく説明できない。数十年経っても僕は僕の取扱説明書を作れないんだな。職場の人の前に立ったときのあの状態異常を、僕はうまく説明できない。ゲームみたいに、自分のうえにアイコンでも出てくれたらわかりやすいんだけどね。

朝に挨拶をして、お昼前にはもう少し大勢の前で挨拶をした。人数だけで見れば朝の打ち合わせでのときよりもずっとずっとたくさんの人の前でお話をしたはずなのに、不思議とそっちではあんまり緊張しなかった。慣れたから?

“人にお別れを告げる”っていったい何をすることなんだろう。いつか嘘になる“またね“なら言わないほうがいいと思うから、お別れを告げようとすると“今までありがとうbot”になってしまう。感謝の気持ちは嘘じゃないし、きっとこれからも嘘にはならないから。

でもそうなると、本当にbotみたいに同じような言葉を繰り返すだけのお別れになっちゃうんだよね。お別れって悲しいことだけれど、それと同じくらい希望が散りばめられているべきものだから、“今までありがとう”ばっかりじゃなくて、きっと未来のお話とかももっともっとするべきなんだろうな。

“またね”って言っても嘘にならないし、嘘にしたくない人たちには、たくさん“またね“って言うつもりでいます。今日は一区切りの日ではあったけれど、3月31日までは今の職場に出勤するので、お別れといっても本番はもう少し先です。

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お花をもらったので、実家に寄って花瓶に入れてもらった。花束が立派すぎて花瓶に入り切らなかったみたいなので、少し切って短くして花瓶に入れてもらった。お花なんてガラじゃないけど、もらったものはせめて萎れるくらいまでは大切にしたい。

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実家に寄ったついでに、車に乗り切らなくなったぬいぐるみたちを泣く泣く実家に置いていくことにした。普通のタイミングでなら乗せられるんだけど、引っ越しの関係で荷物をかなり車に積まなければならないので、ちょっと乗員オーバーになっちゃった。実家でもふもふしていてくれ‥‥たまに帰ってくるから。

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ダイワスカーレットで初のうまぴょいしました。初めて逃げで育成してみた。逃げは追い抜かれるか‥?っていうハラハラを味わえるのが楽しいけれど、気持ちの盛り上がり的には差しとかで後半にスパートかけてうおおおお!!!ってなるほうが好きかも。もちろんどっちも楽しいけどね。

あと、ダイワスカーレットはめちゃくちゃいい娘。不器用でまっすぐな頑張り屋さんっていいよね‥‥。

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