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ディオスクロイに関する考察

お初お目にかかります、ゲーム大好きしおです。これは『Fate/GrandOrder』の(中の人の押しである)ディオスクロイの個人的な予想とか考察です。500%中の人の妄想でがばがばです。

※『Fate/GrandOrder』二部・第五シナリオ後半 星間都市山脈オリュンポスディオスクロイのマテリアルのネタバレをバリバリ含みますのでご了承ください。

☆ディオスクロイの神性に関する個人的な予想

カイニスのようにハイパー無理やり神性が付けられた。
・“航海神”でオリュンポスは魔力に満ち溢れまくり、神々の居る場所は神聖なる場所。その上、海であるアトランティスが“付属”されているので『アトランティス付属のオリュンポスを守る航海神』。
・確かにオリュンポスなどの魔力のお陰で“神霊の器”には入っていて「攻撃が全く効かない・・・・・む、無敵すぎる!」と言われるも、実は無敵(不死身)なのはポルクス“のみ”であってカストロは無敵ではない(ポルクスが兄も含む全ての攻撃を防御していた。剣の達人だし)。ちなみにカストロが消滅、或いは深手を負うと無敵は解除。(一番考えていた説で、当時はこれでも良かったんじゃと思ってた)

でもオリュンポスのストーリーを真面目に読んでいると、初めから双子神というのはかなりしっくり来ていますね。
オリュンポスは一万年以上前からあるという設定なので“古き”双神であるディオスクロイがいるのも納得出来ます。(他の英雄はディオスクロイよりも後に誕生した存在で、オリュンポスの異聞帯は神が人を完全に守護していたので“英雄”という存在がいなかった、要らなかった)

オリュンポスディオスクロイが、人類史ディオスクロイと決定的に違うのは『アルゴノーツに居たか否か』。居なかった(アルゴノーツの船員になるというイベントが無かった、そもそも“英雄”という存在がいなかった)のと、オリュンポス異聞帯が『神が人間に愛される場所』だったせいで間近で人間を知れず、自分たちが偉いと思い、下の存在である人間によって神に零落したと“知った”(特に)カストロはあそこまで人間を毛嫌いしてしまったのだとマテリアルに書かれています。

第五の異聞帯の発生当初では、現存する神として成立。キリシュタリア・ヴォーダイムとの戦闘で敗れた双神は、ひとたび命を失った後、異聞帯サーヴァントとしてキリシュタリアと契約を果たした。
契約を経る事で「汎人類史に於ける自分たち」の伝説を知った兄カストロは、汎人類史での出来事とはいえ、自らを貶めた人類への巨大な憎悪を抱くに至った。
妹ポルクスもまた、兄を貶めた人類への憎悪を抱いた。

結果、兄妹共に深い憎悪の炎を有する事となり、カルデア一行やオリュンポス市民に対しては一貫して残虐に、暴力的に振る舞い続けたのだった。


☆神でもあり英雄でもあるディオスクロイ?

ですが個人的な疑問としては、『航海を守護する神速の双神ディオスクロイ』と『アルゴノーツにも加わっている英雄ディオスクロイ』は果たして=(イコール)なのか気になります。

カルデアのディオスクロイは自分たちは神であるというと、アルゴノーツの船員だったという二つの記憶が混じっています。
英霊とは人物その人のあらゆる逸話などを昇華した存在です(多分)。大体は一側面のみが召喚され、別側面(別の逸話が主軸)の場合はうろ覚え、或いは思い出したくない、分からないんだと思います。感覚的にはカール大帝とシャルルマーニュ。

ヨーロッパの父ともいわれるルーラー・カール大帝は『現実に生きた王としての全盛期』、『シャルルマーニュ伝説』に登場するセイバー・シャルルマーニュは『理想に生きた騎士としての全盛期』同一人物ですが、生きている世界が違う二人。

状況は全く違いますが、神霊であれ英霊であれ召喚された際に二つ以上の側面を持つのはあんまり無い例(ジキルとハイドは根本が別)で『神として崇められた全盛期のディオスクロイ』と『英雄として賞賛された全盛期のディオスクロイ』のどちらかとして召喚されるはずです。
ですが、実際に召喚されたのは『神でもあり英雄でもあるディオスクロイ』。
まあ後から神として崇められたならまだ分かるのですが、元から神であったが人間によって落とされて英雄となって、両方の側面を持つというのは異例だと思います。

そこで一つの仮説が『ダブルクラス(マルチクラス)故に神と英雄両方の側面を持っている』ということ。

ダブルクラスは一つの器に二つ分のクラスが入っていることです。
ディオスクロイの場合は神(半神)であるポルクスのセイバーと人間のカストロのアヴェンジャー。それ故、神の記憶を持ちながらも英雄の記憶を持っているのだと思います。(とはいってもダブルクラス自体、聞いたことのない単語なのでどういうものかは分かりませんが)

☆何故ダブルクラスでの召喚が必要だったのか

前述したとおりディオスクロイはセイバーとアヴェンジャーのダブルクラス。では何故そんな複雑な召喚をしなければならなかったのか。

ご本人らは『愛ゆえ』とか『双子だから』という感じなのですが私は少し違うと思います。

それはダブルクラスでないと二人一緒(ディオスクロイ)で召喚されないということ。(適性はポルクスがセイバーとバーサーカー、カストロがライダーとアヴェンジャーにします)

ただのセイバーorバーサーカーだと英雄ポルクスしか召喚されないし、ただのライダーだと英雄カストロしか召喚されないんだと思います。


☆何故カストロはアヴェンジャーなのか?

カストロは神から零落した故、アヴェンジャーに変質したと言われます。そして召喚される際にセイバーであるものの、アヴェンジャーとしての性質まで持ってきてしまった。

ですが、アヴェンジャーというのはエクストラクラスで、珍しく異例のクラスです。果たしてそんなレアなクラスを持ってこれるのか、またライダー適性はどこへ行ったのでしょうか。

私が考えた仮説は『そもそもダブルクラス(二人で一緒)で召喚されるには三騎士+四騎士はNG』というものです。

ダブルクラスに似た例として、アッシリアの女帝であるアサシン・セミラミスがいます。セミラミスはスキル二重召喚(ダブルサモン。意味はまんま)

これは二つのクラスのスキルを持ってくるやべーやり方で、セミラミスの場合はアサシンの気配遮断とキャスターの陣地作成、道具作成を持ってきています。しかし二重召喚には欠点があり、四騎士内でしか二重召喚は出来ず、三騎士とエクストラクラスは対象外(ガンナーなどの近代に近い場合は話は別)

稀に「ガンナー」の様な近現代の英霊に振り分けられるエクストラクラスの場合だと兼用可能になるとの事。

これは勝手な憶測ですが、ダブルクラスは二重召喚とは反対で三騎士でのしか召喚が出来ないのではないでしょうか。


話をディオスクロイに戻しますが、ディオスクロイとして召喚するためにポルクスの適性をセイバーとバーサーカー、カストロの適性をライダーとアヴェンジャーにするとします。

・・・もうお察しの通り、どうやってもダブルクラスになりません。

そこでカストロにあるアヴェンジャー適性が重要となります。

「でもエクストラクラスは入らないんじゃないのおじいちゃん」

ですが、二重召喚は、稀に「ガンナー」の様な近現代の英霊に振り分けられるエクストラクラスの場合だと兼用可能になる。こともあります。

カストロは近代の英霊ではありませんバリバリ神代です。ですが思い出してください。カストロがアヴェンジャーになった原因は何か。

そう「後世」の伝説です。

ここからは完全なこじつけですが、カストロは神代に生きた英雄。元々は神。ですが後世になって、人間によって落とされてしまいます。

カストロが古い神代レベルなら、彼らにとっては神代が終わり『ギリシャ神話』として後世に伝えられる過程こそ"近代"なのだと考えます。

故に例外としてのダブルクラスでの召喚を許されたんだと思います。


☆まとめ

・神でもあり英雄でもあるのは人間と神のダブルクラスだから。 

・ダブルクラスでないと「ディオスクロイ」としては召喚されない。

・「ディオスクロイ」として召喚されるために、消去法&強引にセイバー+アヴェンジャーのダブルクラスでの召喚をした。

こんな感じですね。ちなみに異聞帯では何故完全なるセイバーだったのか?それは人間として零落した逸話がないのと、状況がチョー完璧だったからだと思います。

後、個人的な妄想として、現在はポルクス主体のセイバーとして召喚されています。そのためポルクスとカストロの割合を2:1と考えます。しかしそれがカストロの方に傾いたとき、マジもんのアヴェンジャーが召喚されると思います。性格はおそらく異聞帯で出会ったあの二人のような感じでしょう。

「ここはどういう意味だ?」とか「ここ違くね?」などとありましたら、お手数ですがコメント欄に書いてくださると嬉しいです。

長文でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。





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