術後

昨日9時半に手術。

12時半頃終わったらしい。
同僚に2回電話が来たそうだが、早口のタイ語でぶわっと喋るから何を言ってたのか全くわからないと言っていた。
同僚もわからない、と言えばいいもの言わないで適当に聞いて切ったとか。
唯一理解できたのは問題ない、だけと。
恐ろしい。

タイ人はよく相手が理解できているかとか関係なく喋るから本当に困る。
命が関わることであれ。

麻酔で17時頃やっと覚醒。

数回起こされたと思う。
頭がぼんやりでなにがなんだか。
看護師の「起きたらナースコール押して」ということしか覚えていない。

タイ人看護師に起きた事を伝えようとナースコールを押したがまだ呂律が回らなくてナースが一人、二人、三人、と増えたようだが
タイ語がうまく出てこない。
「アライカ（何)アライカ（何)」と3人の看護師に囲まれて言われるがむしろこちらがアライカと聞きたい。
つ、つ、通訳を、、、と何とか言って電話で繋いでもらうが
通訳がまただめだめで役立たず。
すずきさーん（涙）
（バムルンで出会った通訳さんで鈴木さんという方は素晴らしかった）

術後の説明も何もなく
こちらが水を飲んでいいのかと聞くと最初から態度が悪い年配の看護師が
グラスに水を注いで投げやりにストローをこちらにむけた。
看護師のレベルはローカル病院と変わらないな。

両足はマッサージ機で固定され
尿道には管
腕は点滴と痛み止め
動くことはできない。寝返りさえ打てない。

まぁ動く気力もなく、
スマホとipadを金庫から取ってもらうことはできた。

夜は若い看護師がかわるがわる血圧と点滴痛み止めを替えに来た。
水は沢山飲んだほうが良かったらしく、尿が出ていないからもっと飲め、何で飲まないのと言われる。
何で飲まないのかと言われても、そんな説明聞いてないし。

動かないとだめだと言われたが
管がついてるから最低限しか動けない。
どうやって動けと？

なんだか恐ろしく高額な料金を取ってる割にがさつで不親切だなと感じたバムルンラード病院。とても残念だ。改善を願う。

昨晩見守りカメラを見ていると、Lunaはわたしがいないベッドルームへは行かず
ずっとリビングにいた。

ごはんとお水を替えに行った同僚を怖がり、9時頃まで出てこなかった。

見守りカメラのマイクに「Luna？Luna？」と話しかけたらカメラの方を向いて鳴いた。世話人も泣きそう。
早く帰ってLunaちゃんを安心させたい。

10時ごろやっと医師の回診。
画像に映る子宮筋腫と卵巣の嚢胞が見た目にもグロく気持ち悪かった。

肝臓はつるりと綺麗で　doctorに「あなたはお酒を飲まないんだね」と言われたが「沢山飲みますよ。まだ飲めると言うことですね、」と笑い合った。

お腹とお臍全部で四箇所の切開。
ガスを出し、ベッドの上で動いて、点滴などが取れたら部屋の中を歩くようにとの指示。
カップ2杯のりんごジュースを胃に入れる。

血が逆流していて痛いと言うと少しなら問題ないという看護師

お昼は重湯と生姜がかなり効いていてからいジンジャー茶とオレンジゼリー

午後からお腹がどんどん痛くなり、トイレに行くだけでボタボタと血が滴るのでまたベットで横になる。

18時　夕飯
土臭い魚
油まみれのカイジアオ
おかゆはおいしく感じたが量が多い。
梅干しが欲しい。
魚と卵はお腹は空いているが不味くてほとんど食べられず。

食後にパイン味の粉薬を処方される。

明日は絶対に退院しないと。
Lunaちゃんが心配だ。

早く一泊５万円くらいするこの箱から出たい。