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音頭の基本の稽古
稽古場所は、もう一ヶ所あった。貝塚市山手地区公民館。
ここの稽古は若手が多い。僕より年下年上。でも皆 兄弟子。
ここでも、同じ 三節の稽古をしていた。
兄弟子達の稽古を見ていて 羨ましかった。
「俺も早く何かの外題を頂いて 音頭の稽古をしたいなー」
稽古3回目で羨ましく思っていた。
家で稽古をすると言っても中々 大きい声を出せない。
山のなかとかで声を出す。
正直、夜の山の中、人の来ないところに行くと まーまー気持ちが悪い。
でも、毎回 稽古に 行っているだけで 兄弟子達の音頭を聞き、お囃子をしていたら上手くなると思っていた。
そんなわけない。
でも、若干 飽きてきていた。
いつか 音頭を取れたらいいなーっておもっていた。