抜かれてもしゃんとしてる私　 #シロクマ文芸部+α

来年は世界征服する。まずママの背を抜く。

20字小説  こんな子いそう  
#シロクマ文芸部
お題「来年は」

野望は壮大、目標は身近っていうのが小学生男子のイメージです。　

「次会うときはばぁの背を抜かしてるよ」と孫１号が言った。
「えええ？？？じゃあまた来週会おうよ～～(´;ω;｀)」
なかなか会えない孫たちだ。本当に「次」で抜かされてしまうかも。
だったらとボケで返したのが春休みのこと。
９月に都内で会ったとき、１号はささっと来て私と背比べをした。
「絶対ばぁを抜いたと思ったんだけど！」って悔しそうで、でももう時間の問題だなってぐらい私にとっては「ギリオッケー」程度の差だった。

１５２ｃｍしかない私はどの集団にいても一番小さい。
甥っ子や姪っ子たちにもどんどん抜かれていった。
地域の子供に「大人なのになんでそんなに小さいの？」と
きかれたこともある。

いいさ、「一番最初に抜かされるひと」でいましょうぞ。
どんどんと抜いていきやがれ。
でもね、だからこそ私は姿勢に気を付けている。
姿勢がいい、って言われるのは誉め言葉だ。
スタイルがいいと言われることは絶対ないけどね。

さてさて、その孫らが年末年始にかけ遊びにくる。
周囲に咳をしている人が多いみたいで体調が心配なのだけど。
元気で来て欲しいところ。

私のnoteもここで一旦お休みに入ることにします。
１年間交流してくださった皆様、ありがとうございます。
どうぞよいお年をお迎えください。