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プロフィール

ご覧いただきありがとうございます。
自己紹介します。

自己紹介

・アラサー女性
・九州出身、関東在住
・公務員→団体職員→派遣社員(現)
・読む/書くこと、音楽/映画鑑賞、ビール好き

noteでは日々考えていることを綴っていこうと思っています。
よろしくお願いします。

自己紹介について思うこと

昔から自己紹介が苦手だった。

新学期、互いをクラスメイトとして認識し合う前のあの独特の探り合うような雰囲気。
大抵の場合、他の人の自己紹介をいくつか聞き、外せない必須項目だけをなぞるパターンになる。
悪目立ちだけはしないように、必要最低限の発言にする。
名前、無難な趣味・特技や部活、締めに「よろしくお願いします。」

大人になった今でもやはり得意ではない。

人間関係を構築していく上で、必要不可欠なのはもちろん理解している。
しかし自分のことを話すのはどこか気恥ずかしく、私のことを知ってもらうのは数ヶ月一緒に過ごして仲良くなってからでもいいだろうと考えてしまう。
同じクラス、職場にいれば必然的にコミュニケーションは発生するのだからその中で徐々に知ってもらえればいい。

クラスメイトとして、職場の仲間として過ごすだけならそんなに多くの情報はいらないだろう。
そもそも親しくない人に必要以上に自分の情報を与えたくない、なんてひねくれた考えすら湧いてくる。
自己紹介をしたくないがための言い訳、もはや現実逃避である。

ネット上ではどうか。
自己紹介しない自由はある。その上、多少背伸びしてもバレにくい。

しかし自分が何者か明かさなければ興味を持ってもらいにくい。
私のことを知ってもらうのは仲良くなってからでいいなんて、ネット上では通用しない。
自分のことをを明かさず、文章や作品だけで興味を持ってもらえる程の技量なんて私にはない。

ここまで愚痴と言い訳を並べてようやく重い腰をあげて作成し始める。

筆が進まない。

なんだ、私は私がどんな人間かをうまく説明できない。
私とはどんな人間かを客観視するのが怖い。
胸を張って紹介できる程の自己なんてない、取るに足らない人間のように思えてくる。
こんなちっぽけな私が偉そうにあんなことを書くなんて、穴があったら入りたい、穴がなくても掘り返してでも身を隠したい気分になる。

そんな恐怖と羞恥心に身を硬くしながら、しかし必要に駆られてプロフィール記事を作成する。
短い自己紹介の後に、長々と愚痴と言い訳を並べ、この言い訳を読んで共感してくれる奇特な人が現れやしないかと淡い期待を抱きつつ。

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