NICU・GCUって緊急性が高いことばかり?
はじめまして𓂃◌𓈒𓐍
POTEに参加している、助産師のasaですo(‧”’‧)
私は助産師の資格を取得後、産科ではなくNICU、GCUで働いていたという経験があり、今回はその経験について皆さんと共有したいなと思います。
いろいろとお伝えしたいことはたくさんあるのですが、そうなるととても長くなってしまうので笑
何回かに分けてお伝え出来たらなと思います✎*。
今回はその第1弾です。
NICU・GCUって?
大人で言う救命救急センターのような、たくさんの器械に繋がれ、懸命に頑張っている赤ちゃんたちが入院しているイメージでしょうか?
緊急性が高く、とても緊迫した雰囲気のある場所というイメージでしょうか?
どちらも実は私が実際勤務するまで、NICUやGCUに持っていたイメージでした◌。˚
(今では「それだけではないよ!」、と当時の自分には言いたいです💬笑)
以前、ドラマ「コウノドリ」でもNICUやGCUが取り上げられていたため、そのイメージがある、という方もいるかもしれませんね☺︎
改めてですが、NICU・GCUとはどういうところなのか、説明させてください✎*。
NICUとは…
早産や低体重で生まれた赤ちゃん、呼吸に助けが必要な赤ちゃん、心臓などに生まれつきのご病気がある赤ちゃんたちが治療を受けている場所をNICU(Neonatal Intensive Care Unit/新生児集中治療室)と呼んでいます。
私が実際に勤務する前にイメージしたところは、こちらのイメージに近いかもしれませんね💭
GCUとは…
NICUで治療を受け、状態が安定してきた赤ちゃんを引き続きケアを行う場所をGCU(=Growing Care Unit/新生児回復室の略)と呼んでいます。
(助産師の方や助産学生さんがわかる)イメージですと、新生児室のイメージでしょうか◌。˚
ここでは、赤ちゃんの状態を観察する他、退院に向けて赤ちゃんやご家族と共に、自宅で過ごすための様々な準備を行う場所でもあります。
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NICUに入院して、状態が安定しGCUへ移動し退院する赤ちゃんもいれば、比較的状態が安定しているためにGCUへ入院して様子をみる赤ちゃん(例えば、低出生体重児ではあるものの、それ以外の状態が安定している赤ちゃんなど)もいます。
また、NICUからGCUへ移動になるタイミングは、病院やその病床によっても異なりますが、私が勤めていた場所ではクベース/オープンクベース(閉鎖式保育器/開放式保育器)からコットへ移動した際にNICU→GCUへ移動になることが多かったです。
今でも覚えている私が”うれしい”と感じた瞬間✨
NICU・GCUに入院していた赤ちゃんが無事に退院出来た時は、赤ちゃんの表情(眠っていたり、“ほぉー”という顔で周りを興味深そうに見たりなど)やご家族の嬉しそうな表情を見るとこちらも嬉しくなったのをよく覚えています☺︎
それが、長期間入院している赤ちゃんだと尚更、、入院期間ご家族と共にその子の成長や発達をみてきたこともあり、嬉しいという気持ちと共に少しだけ寂しい気持ちを持ったりすることもありました。
たまに新生児科の先生たちから、退院後外来に来た赤ちゃんやご家族の様子を聞くこともあり、退院後問題なく過ごせていることを聞くとまた嬉しくなるということも𓂃◌𓈒𓐍
こういうこともNICUやGCUの魅力の1つかなと思います◌。˚
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今回は、NICU・GCUについて簡単にお伝えしましたが、いかがでしたか?
次回から少しずつ内容を掘り下げてお伝えしていく予定ですので、ちょっとずつでも、NICU・GCUについて知ってもらえれば嬉しいです☺︎
それではまた次の投稿で✎*。