助産師ってどんなお仕事?
POTEに参加させていただいています、助産師のKanakoです。
第2弾は、そもそも助産師ってどんなお仕事?ということをまとめてみたいと思います✨
「助産師って看護師とは違うの?」
「お仕事何をしていますか?」と聞かれた時、「助産師です」と私が答えると、
「すごいですね」
「産婆さんですよね」
「お産の時にお世話になりました」
など嬉しい言葉をもらいます😊
でも、多くの人に続けてこう言われます。
「看護師とは違うんですか?」
「助産師さんってどうやってなるんですか?」
「めずらしいですね」
”産婦人科に行って” または "家族が出産をして" というタイミングで、助産師という存在を知る人は多いのではないかな、と思います。 助産師、と言う名前は、なんとなく出産の時にいる人なんだろう、とイメージはつきやすいですが、 看護師のように小学生のなりたい職業にランクインするほどメジャーとは言えないかもしれません(日本FP協会の2021年のデータでは看護師は、小学生女性の堂々2位です)。
じょく婦とは、出産して間もない女性のことを言います。
つまり、助産師は、出産をサポートして赤ちゃんを取り上げるだけでなく、妊娠期や出産後の健康指導、乳房ケア、新生児のケア、育児指導などを行う専門職といえます👶🍼👩
質問あるある
先ほど挙げた助産師への質問あるあるに、回答していきながら、助産師はどんな仕事なのか、書いていこうと思います。
Q. 看護師とは違うんですか?
A. 助産師は、看護職のなかでも妊娠や出産など、産婦人科関連の医療行為に携わります。また、助産師が妊婦さんの健診・保健指導を行う助産師外来がある病院やクリニックもあります。
看護師との違いは、
・正常な経過をしている状態であれば、医師の指示を受けることなく、助産師自身の判断による分娩介助ができること
・医師と同じく、開業権があること
です。
Q. 助産師さんってどうやってなるんですか?
A. 日本で助産師になるためには、国家資格である助産師免許と看護師免許の両方をとる必要があります。
看護師として働いてから助産師を目指す方もいますし、学校で看護師と助産師の資格を同時にとり助産師として働き始める方もいます。 現在日本では女性しか助産師になれませんが、世界的には男性の助産師もいます。 また、国際助産師連盟(ICM)は、『助産師は、女性のためだけではなく、家族および地域にたいしても健康に関する相談と教育に重要な役割を持っている。この業務は、産前教育、親になる準備を含み、さらに女性の健康、性と生殖に関する健康、育児におよぶ』としています。
Q. 助産師さんってめずらしいですね
A. 日本看護協会の統計で、2019年の助産師の就業者数は40,632名とされています。
同年度の看護師の就業者数は1,272,024名なので、看護師は助産師の約30倍の人数がいることになりますね。東京ドームで野球の試合が行われる時の最大収容人数は約46,000名と言われているので、全国の助産師が集まったら、すっぽり東京ドームに収まるということになります。
助産師は、病院、クリニック、保健所、助産院、研究機関など様々な場所で働いています。
簡単に助産師のお仕事をまとめてみました✨
もっとここが知りたい、という質問があればぜひコメントしてくれると嬉しいです🌈
参考文献:https://www.nurse.or.jp/home/statistics/