見出し画像

【桐生一馬と春日一番の関係性の魅力】

8が発売される前から、7外伝に入っていた8体験版の『桐生さんが一番の頭を見てあげるシーン』を見て、「あれ?これって…イチ桐?なんか二人とも可愛いし、桐生さんの話し方や態度が今までと違うし…。ちょっと気になるぞこれは」と思ったのが、イチ桐底無し沼へ最初の一歩を踏み出すきっかけでした。

〈桐生さんの特別な眼差し〉
「初めて何かを託したいと思った」「放っておけない」「不思議なやつだ」とか、桐生さんの一番に対しての特別感がすごい。
一番を優しい眼差しで見てたり、愛おしそうな眼差しで見てたり、とにかく一番の事をよく見てる、そしてよく理解してる。サッちゃん以上に一番を理解して信頼してるように見えた。
桐生さんは拳で人を見るタイプの人だから、一番と拳を交えた時にある程度は理解したんじゃないかな。「お前という人間がよく分かったぜ」って本人も言ってましたから。
桐生さんは嘘をつく人じゃないし、だからこそ、この時に一番の人間性を知って、もう既に大好きになっていた可能性すらある。だって桐生さん、一番みたいな人絶対好きでしょ…と、思わせる説得力も一番にはある。で、実際に長く一緒にいて直接一番と接していく事で、より大好き!!になっていったんじゃないかなと思ってしまう。

〈手を握るシーンの深さ〉
桐生さんが一番の手を握るシーンも、色々と考えさせられるものがあります。
ラニの件の事はすでに伝え終わっているのに、それでもまだ一番に何か言いたそうな桐生さんの表情と態度。そりゃ、一番が戸惑ってしまうのも分かります。
今までの桐生さんだったら、相手に言いたい事・伝えたい事は言葉でハッキリ伝えてたと思うんですよ。でも、このシーンでは言葉にできない想いがあり、行動で示すしかなかったのではないかなと。この時の、握手とは違う桐生さんの手の出し方や、去っていく時の寂しそうな表情からも、深い感情が読み取れる気がします。

〈一番への想い〉
日本とハワイで遠く離れ離れになった後も、桐生さんの口から「春日は…」「春日が…」「春日も…」と何かと一番の名前が出てくる。それは常に頭の中に一番がいるから出てくるのではないかなと。
『8』で見せる桐生さんの態度、表情、話し方は、今までにないもので、桐生さんが一番に対して特別な感情を抱いていることを示していると思います。

〈一番にとっての桐生さん〉
一番もピンチの時に桐生さんに何度も助けてもらって、そりゃ懐かない訳がない。『7』でも助けてもらってるし、ハワイでは何も悪い事をしていないのに警察に捕まって人生が終わるところだったし。それに、ハワイで再会した時には、一番の方も桐生さんの事をある程度は事前に知っていたみたいだから、バケモノみたいな強さであるという事はもちろん、伝説の凄い人なんだとか、憧れや尊敬の気持ちは元々持っていたと思う。桐生さんの強さに絶対の信頼を置いていたり、トミーに対しても「こんな凄い人になんて事を言うんだ!」みたいな言動をしているので。

〈桐生さんに対する一番の人柄〉
桐生さんを助けてくれた人達1人1人に、「桐生さんを助けてくれてありがとうございます!」と頭を下げて感謝の言葉を伝えている姿を見て、桐生さんに対して心から感謝してて、何としても助けたいと、大事に思っているんだなぁとひしひしと感じました。
尊敬の心も持ちつつ、人として対等に接してくれる一番は、桐生さんにとって本当に特別で有難い存在だろうなぁと思います。

〈桐生さんの変化〉
今まで桐生さんの周りに一番みたいな光属性の人間っていなかったと思うんですよ。博愛精神で、それこそ勇者みたいに損得関係なくみんなを助けたい!っていう。そんな人に初めて出逢って、影響を受けていって素直に「楽しい」と自分の感情を言えるようになったり、頼ることができるようになったり、桐生さんが一番の言う事を全部正面から受け止めて、心に響いてるのってそういう一番の純粋で素直な心が、桐生さんにも伝わっていて、心を開かせていってるんだろうなぁと。

〈桐生さんは一番にとっても特別な存在〉
一番にとっても、桐生さんは特別な存在だと思っています。
それを確信したのは、桐生さんがとにかく一番の事をよく理解しているから。
どんな時でも一番の言動を否定しない。それは、一番の性格をよく分かっているからこそ、一番が何故そういう事を言うのか、そういう行動をしたのかが分かるからだと思うんですよ。
サッちゃんが一番の言動に対して桐生さんに愚痴ってた時も、桐生さんの方は一切否定せずに、「〜しているあいつの姿が目に浮かぶようだ」と言っているので、『むしろ一番ならそういう言動をするだろう』と、『自分は何故一番がそうするのか分かっている』と言っているのと同じだと思う。

桐生さんが横浜にいる時に浜子さんとのサブストが発生しますが、「自分を蔑ろにされることに慣れすぎているように見える」と、他の仲間達や一番自身も気付いてなさそうな一番の『闇』の部分にまで桐生さんが気付いているのが分かるエピソードがあります。
浜子さんとのサブストは、桐生さんが一番の事を理解しているのがよく分かる大事なサブストなので、色々と台詞の選択肢を変えて聞いてみて欲しいです。

そんな一番の事を理解している桐生さんだから、きっと一番を支えてくれるだろうし、ちゃんと話を聞いてあげて的確にアドバイスしたり、一番自身も気付いていない心の闇を取り除いてくれる特別な存在だと思うのです。
…と、サッちゃんとの絆ドラマや、浜子さんとのサブストを見て確信しました。

〈二人の深い特別な関係性〉
表面的に見ると、一番が桐生さんに懐いているように見えるけど、心の中は逆なんじゃないかと。というのも、桐生さんはこれまで、自分が一度決めた事は誰が止めようが相手を殴り飛ばしてでも自分の考えを押し通す人で、誰の言う事も素直に聞いて来なかったのに(あの遥ですら止められない場面もあった)、一番が言う事に対しては「わかった、約束する」と、自分から約束までして、実際にそれを守っている訳ですから。こんなに素直に人の言う事を聞いている桐生さんを、私は初めて見ました。
もうそれは懐いているというか、完全に心を許している証拠だと思うんですよ。そういう意味でも、本当に懐いているのは桐生さんの方なんじゃないかと。
今まで桐生さんの周りにいなかった、博愛精神の光属性の一番だからこそ成し得たんだろうなぁという説得力がある訳ですよ。

そもそも桐生さんはずっと執着される側で、桐生さん自身は誰に対しても執着して来なかったというか…。基本的に人に優しく人が好きで、気に入った人間は助ける、みたいな感じではあるけど、それ以上の感情を抱く事がない。
あんまり誰かに対して個人的な興味を持たない人だと思っていたので(遥やアサガオの子ども達や女性陣を除いて)、あとは錦と大吾に対しても他とは違う気がするけど、それは家族みたいなものなのかなぁと。桐生さん自身がそんな風に言ってたので。

そういう感じだったから、『8』に来て、桐生さんが今まで見せた事が無いような態度、表情、話し方、接し方を一番に対してするのを見てたら、もう自然とイチ桐しか考えられなくなっていました。初めて桐生さんからの矢印が出た!!と。そしてその事に一番は全く気が付いていない。そこがまたいい!!でも一番も無意識のうちに桐生さんを大事に想っている。そこがまたまたいい!!と興奮してしまう二人です。

〈まとめ〉
二人の尊さ、特に桐生さんにとって、一番がどれだけ特別な存在かという事を伝えたかったので、長くなってしまいました。
寂しくて泣いてしまったり、すぐに一人でどこかへ消えてしまいそうになる桐生さんの心を救って、引っ張り上げてくれて、光の方向に導いてくれる。それが出来るのは一番しかいないと思っています。
そして、一番が持っている闇の部分を救えるのも、そこに気付いている桐生さんしかいないと思うのです。

考えれば考えるほど、本当に深い二人です。
この二人に出逢えて本当に良かった。ここまでしっくりきて好きになったCPは初めてです。
私にとって運命の二人だと思っているので、生涯応援していきます。

いいなと思ったら応援しよう!