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いちごミルフィーユパフェ @からふね屋珈琲 三条本店

2021.02.04 19:11

昼から18時まで喫茶店でバイトをし、その帰りに寄ってみた。

珍しく昼にシフトを入れてもらったので、「朝早く起きてモーニングに行こう」と考えていたのだが、朝が弱い私には到底無理なことだった。なんなら、家を出なければならない時間の数十分前に起きて急いで準備をする始末。怒涛のテスト期間の疲れがまだ残っているのか、昼まで寝ても寝足りない気さえしていた。

朝ご飯はおろか、昼ご飯も食べられないまま出勤。
平日の昼から喫茶店でお茶をしようなんて人は少ない。暇を持て余していたので先輩に頼んでお店のサンドウィッチをいただこうかとも思った(コーヒーは無料、その他は半額でいただける)が、気が引けたので結局何も口にせず、バイトを終えた。

からふね屋の三条本店は、帰りに少し寄れる距離にあるので入りやすい。
今回も2階に、そして偶然にも#1と同じ席に案内された。
昼から何も食べていなかったので、パフェとBLTサンドを頼んだ(サンドも美味しかったが、ここでは割愛する)。

さて、パフェが到着。その見た目に驚く。

どこから食べたらええんや…?

写真を撮る前にしばし考えてしまった。

パイで挟まれた、花弁のように美しいホイップクリームとその間から覗くイチゴ。
なんてときめく見た目!可愛すぎる。

スプーンでサクッとパイを割ろうとしたが、思ったよりしっかりした生地だった。仕方なく手を使う。
口に入れた瞬間、すぐに広がる甘さ。一口で疲れを癒してくれる。どこを食べても甘く、その統一の取れた完成度に感動した。

ミルフィーユの部分がパフェグラスからはみ出ていたので、途中で左のアイスを食べようとしてパイを一旦置くと傾いて落ちそうだった。
パフェが崩れてしまうのだけは何としても避けたい。
少し我慢した(と言っても2、3分だが)。

ミルフィーユ部分を食べ切り、ようやくパフェの全貌が明らかになった。
写真を撮るときにミルフィーユを前にしてしまったので見えづらいが、ウエハースとイチゴポッキーもあり、全体的にサクサク食感のパフェ。

イチゴアイスを食べ進めるとコーンフレークが出てくる。
これが、すごくいい。多くは占めないものの、存在感がある。
どのパフェでもコーンフレークが登場すると思わず拍手したくなるほど好きだ。
パフェにおけるコーンフレークのような存在になりたい。縁の下の力持ちのような。
(#2にしてパフェに想いを馳せすぎているということには自分でも気付いている)

その下にはサクランボとパイナップルがぎっしり。勝手にコーンフレークで終わりだと油断していた。
シロップに浸ったコーンフレークと瑞々しいフルーツはジャクジャクとした食感で、とても美味しかったので量が少ないのが悔やまれた。

パフェは意外性の連続でできているスイーツだとつくづく思う。
「この先には何があるのか」と、無意識のうちに想像して食べ進めているからだ。

今回で言えば、イチゴとホイップクリームとアイスの組み合わせは、王道ながら最強に美味しい。予想通りの味でも何も残念に思うことはない。
しかし、予想と違えばさらに美味しさが増す気がする。「あ、そんなとこに隠れてたの?」、「この組み合わせもいいな」というように。

味覚以外にも視覚、嗅覚、時には触覚を刺激するパフェの多才さたるや。
奥が深い…。

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