昔のビデオが見られない!呪いのビデオもオワコン化で貞子も焦るVHS2025年問題に対処策があった!
90年第後半頃を境に、VHSは記録媒体としてその地位をDVDに明け渡し、00年代には急速に衰退していきました。VHSという呼び方よりも、家庭では「ビデオテープ」みたいに呼んでいましたよね。
みんなVHSを使わなくなり大量の「ビデオ」がその中に記録された思い出とともに段ボールに入って押し入れに追いやられ、さらに時間が経ち時代は令和に。
そして今、世の中の大半のVHSが再生できなくなるVHS2025年問題が顕在化しています。ビデオテープの耐用年数は約20年程とされており、それ以上時間が経つと再生されなくなるようです。
VHSは80年代から家庭に普及し始めたので、今の30代〜40代が子供の頃の映像は概ねVHSに記録されているといえるでしょう。貴重な思い出を収めたビデオが観られなくなるのは寂しいことです。
かの有名なジャパニーズホラーの金字塔『リング』でも、貞子の呪いはVHSに込められていました。多くの人がご存知かと思いますが、貞子が出てくる呪いのビデオを観たらアウト。タイムリミットは一週間で、ある行為をやらなかったら貞子がやってきます!
あの恐怖はVHSだからこその恐ろしさがありますね。TikTokの動画じゃなんか安っぽい(個人的感想です)。ビデオデッキにビデオを挿入し、薄暗い部屋でブラウン管にあの映像が映し出されるからこその怖さなんだと思います。
VHS2025年問題にも対処法があり、VHSの映像をDVDにダビングすることでクリアできるそうです。とはいえ、DVDにダビングするのは個人では難しそう。エビちゃんも分かりません。この作業をやってくれるお店もあるみたいです。
しかし、そのDVDも耐用年数が比較的短いそうです。さらに、ネットで映像を観ることが多い現代では、今後、DVDプレーヤーが市場からどんどん姿を消しています。なのでせっかくDVDに移してもそれを再生する機器がない状況になる可能性も大きいです。
あ、でもポータブルDVDプレーヤーってけっこう色々あるんですよね。夢グループも高齢者向けの商品を推していましたし。
あるネット記事で読んだのですが、buffaloの「おもいでばこ」という製品を使うと、VHSがハードディスクに保存され、さらにそれも劣化した場合、他の同製品にダビングできるそうです。
こちら記事に書いてありました。リンク貼っておきます。
お店でVHSをDVDに焼いてもらうのもいいですが、ディスクは割れたり、傷がついて再生できなくなることもあります。ずっと記録を保持していきたいなら「おもいでばこ」がいいのかも。