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日本の特殊部隊・精鋭部隊シリーズその2: 第一空挺団
出典:陸上自衛隊公式ホームページ
精鋭無比
これは陸上自衛隊の精鋭部隊、第一空挺団の標語です。第1空挺団は狭義の特殊部隊ではありませんが、陸上自衛隊屈指の精鋭部隊です。
第1空挺団の概要
第一空挺団は千葉県船橋市の習志野駐屯地に 拠点を置き、防衛大臣直轄の陸上総隊に属し(2018年から)、3個普通科大隊を基幹とする陸上自衛隊唯一の空挺部隊(パラシュートを使って空から地上に展開する部隊)で総勢2000名ほどです。2018年までは中央即応集団隷下の部隊として運用されてきました。
空中機動作戦は輸送機(C-1やC-2)から降下するエアボーン及び、ヘリコプター(CH-47 チヌークやUH-60J ブラックホーク)から降下するヘリボーンにより遂行されます。隊員は空から地上に向けて飛び降りるので非常に高度な訓練が必要です。
パラシュートから降下する際、東京タワーよりも高い高度(地上300m以上)から地上に向かって約40kgの荷物を身体に身に着けたまま飛び降ります。以前、テレビで見た映像では飛び降りる前に、何重にもわたって装備品の抜けがないかのチェックを隊員同士が行っていました。
主な任務
第1空挺団の隊員は空からの降下だけでなくコンバット(戦闘)にも長けた軽歩兵の精鋭部隊です。専守防衛の日本では外国を攻めることはないので、国内に攻めてきた敵に対して必要とあらば空から降下して応戦します。災害が発生した際は駐屯地のある千葉県内に災害派遣されます。
驚くべき逸話
第一空挺団は別名「第一狂ってる団」と呼ばれるほど隊員が強すぎて、狂っているエピソードがあります。 本当かどうか分かりませんが、よく聞くのはかつてバーでトラブった反社をボコッたりなど第一空挺団にまつわる数々の逸話は様々あります。
一番ヤバい話は、降下訓練中にパラシュートが開かず、高度約350mから落下した隊員が地面に着くと同時に「五点着地」によって衝突のエネルギーを分散させ、大きな怪我を負わずに済んだという話です。これも超人的な訓練の賜物ですね。