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古いアニメ『機動戦士ガンダム』の新規視聴者をジークアクスで爆増させたカラーのスタッフたちの手腕
⚠️この記事には『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のネタバレがあります
現在、大ヒット公開中の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(機動戦士ガンダムジークアクス)』を観た後、ガンダムの世界にすっかりハマってしまい原典である『機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)』を初めて視聴したという人をSNSでよく見かけます。noteでも本当によく見かけます。
普段は映画のレビューをしているYouTuberさん達も『ジークアクス』をきっかけにファーストガンダムを初めて観たという人も何人もいました。ファーストガンダムという呼び方を嫌がるリアルタイ世代もいると思いますがそれ以外の作品と区別しやすいので許してくださいw
ファーストガンダムはアニメとして古い
ファーストガンダムは1979年の作品ゆえ当作画も古く、個人的にはぶっちゃけ、綺麗な映像に慣れた現代の若者の試聴に耐えられないと思っていました。
ガンダムカルチャーが次世代に継承されるには、(絶対でないにしても)若い世代がファーストを見ることは重要だと思っています。でも、古いアニメを若い人達は見ないよなという不安もありました。
しかし、『ジークアクス』を観たことがキッカケで次々とファーストガンダムを視聴する人が現れたところを見ると『ジークアクス』がガンダムという半世紀に渡る歴史のある作品を新しいファン、新しい世代に継承する上で大きな貢献をしていること明らかです。
もしあの頃のガイナックスがあったら
初めてジークアクスの情報が公開された時、カラーとサンライズの合作ということで、庵野秀明さん(一応言っておくけど今作では監督ではない)がどれぐらい影響してくるのかがすごく気になっていました。脚本や絵コンテに庵野さんが関わり、あのパートではだいぶ筆が動いたそうですねw
鶴巻監督もその辺り求めるのは大変だったと思います。
いや、まさかエヴァンゲリオンを作ったスタジオが古いガンダムのリバイバルに貢献するとは。
ゴタゴタが一切なく「あの頃のガイナックス」が令和に存在している世界線があったら、「ガイナックス×カラー 夢が交わる」みたいなキャッチフレーズだったかもしれません。それこそIFの世界線ですね。
古い作品に再びスポットライトが当てるには、やはりカラー、というか庵野秀明さんが関わるのが一番なのかもしれませんw
実際、僕も『シン・ゴジラ』を観てゴジラシリーズに興味を持つに至りましたか。ネットには『シン・ウルトラマン』や『シン・仮面ライダー』を観たことで、それぞれのシリーズにハマっていった人もたくさんいます。
ガノタも新規さんも関係ない、ジークアクスを一緒に楽しもう
『ジークアクス』からガンダムに入った新規さんにとってみれば、シャリア・ブルはメインキャラクターという認識だと思いますが、ファーストガンダムを試聴すると、あのオジサン(実はけっこう若いんだけれど)はわずか1話しか出てこないマイナーなキャラだったという衝撃の事実を知ることになります。
往年のガンダムファンからすれば、令和になってシャリア・ブルにスポットライトが当たるなんて一体、誰が考えられたでしょうか。
そもそもが一年戦争でジオンが連邦に勝つぶっ飛んだ世界線(というか架空戦記)は従来のガンダムファンも「おいおい自由にやってんな」と、ガンダムの世界に改めて浸っている人も多いと思います。
4月8日から、いよいよテレビ放送が開始されます。現在も劇場で公開しているので、まだ観てないけどガンダムに興味あるんだよねという人はソッコー行ってください!
やっぱりガンダムは映画館で見るのが一番ですよ。
もう何度も観たという人はまたさらに観に行きましょう。そしてガンプラを作りまくろう。