観る人、やる人

「鑑賞者」を増やすにはどうしたらいいのか?
あらゆる芸術、またスポーツでも課題になること。

鑑賞者には何種類かあって、自分はやらないけど観るのは好きな人、自分もやるし観るのも好きな人、主にやるのが好きだけどあくまで参考のために観る人、など。

スポーツの世界は、有名選手がそのまま解説者になったりするのに、美術の世界は不思議と絵を描かない人が解説者、評論者になる。

スポーツ観戦者の数は競技人口と比例する部分もあるだろうし、音楽の鑑賞者がこれだけ多いのは、カラオケやスタジオなどの普及もあると思う。

シンプルな結論、鑑賞者、消費者を増やしたいならそのジャンルの競技人口をとにかく増やすこと、が第一かなぁ。
自分は描いても観るのは興味がないという人ももちろんたくさんいる。
たしかに実力を上げようとふんばっている時は、他人の絵を観る心の余裕がなかったりする。
美大受験にありがちな。

トップダウン方式で価値観を植え付けることができればそれに越した効果はないと思うが、民主化教育が徹底されている今、果たしてどこまで可能か。

娯楽が増え尽くした現代、あえてつまらない絵でも描きましょうかね。

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