2022年10月の記事一覧
ある種の絵画技法書、色々解説してくれてるように見えて、最終的な結論、だから俺は上手いんだぜ~を言いたいだけの技法書ほどクソな書籍はないな。ファンは嬉しいだろうけど、歴史的な価値は皆無。
絵そのものの素晴らしさ以上に、歴史文化遺産を所有するというステータスを売買してるアートオークション市場に対し、今を生きてる作家はどう扱われるかってね… そらトマトスープ事件も静観するようにもなるさ。
トマトスープの件、美術界隈の人間は結局のところゴッホの作品をそれほど評価しておらず、美術作品というより"名画"と"美術館"が好きな人にとっては事件だったということがよくわかる事件でした。私は昔好きだった。だって色が明るくて絵の具もりもりで楽しいじゃん。
あらゆる種類のアーティスト達、結局お嬢ちゃんお坊ちゃんなんでしょ?という目線で見られてること、その上での自分の発言や表現をすることを忘れちゃいけないね
"貴族"としてTwitterやってる美術家さんの問題意識がかなり近しいなと思い人物を調べたらほぼ同い年。やっぱりその年代としての感覚があるのか、そう感じさせるように意識的に投稿してるのか。顔付きまで年代で共通するものがあるきが。目的は作家として認知してもらうことでもなさそうな。
なんというか、いくら絵が好きでも本当にその人の固定概念の枠からしか絵を観れない人っているんだな、、、だから自分の中の認知の方法をアップデートできないし上手くもならない
遊び=偶有性の設計、つまり結果がどうなるかわからないものに向かっていくことに脳は一番喜びを感じるのだそう。アートも初期衝動は遊びみたいなものだが同時にクオリティと生産量を担保させないといけないという矛盾。
「遊び」とは、偶有性の設計であるそうだ。アートもまさにそうだと。そして遊びにはルールと時間制限が必須。いかに自分で作った設計で遊べるか。日本人が職人芸を競う工芸作品とアート作品の概念違いがわからない人が多いのは教育の問題なんだろうなぁ。
ビジネスはシステム化が大事だけど、アートは自分をシステム化させてしまった時点でもう面白くもなんともなくなっちゃう気がする。ビジネスもそういう側面はあるだろうけど。
AI絵画ができるならAI音楽ももっとクオリティ高いものが発明されてもよさそうだけどあまりない不思議。人間のやることをどんどん無効化していく先にあるものとは