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アートとかきょういくとか

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2022年5月の記事一覧

色を手に入れることや、絵を描くことの原始的な喜びを感じている人を見ると、これから初恋を味わう人を見るような、新婚さんを見るような、なんともいえない羨ましい気持ちになる。

漫画や広告、サブカル、エンタメ、「芸術」より身分の低いものとされているジャンルが芸術に格上げされる条件とは 芸術の方がそれ以外より実質的にクオリティが何か優れているわけではない ただ芸術の様式にのっているかだけ

バンクシーがもてはやされる状況なんなのと思っていたけど、芸術じゃなくて広告だと思えば納得いく。あれはよくできた芸術風味の広告。デザインとしては普通にかわいい。広告やデザインを芸術の様式で表現したら芸術になる。

正気のままじゃつまらない、狂ってしまってはどうにもならない。正気のまま狂気を表現するには…

行動原理

うちの両親が絵を描いて、展示活動を続けているのは、その恩師が両親の脳内に植え付けたチップの為せる技だとも思う。
「描けよ!」「なんで描かねえんだよ!」

描き始めた動機はただ描くのが好きだったり、絵が友人のような関係だったり、上手いねと褒められたからだったりするだろうけど。個展をし続けるというのは「楽しい」「好き」だけでは絶対続かない。
ギャラリーを借りるのも画材を買うのもとにかくお金がかかる、た

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描く量を増やした方がいいのはその通りなんだがあんまり集中モード入ると鬱転する可能性がグッとあがるから危険なんだよな… 気分が落ち込むとかわかりやすい鬱ではなくまじで危険度が高いから自分の調子もとりながらやらな危険危険

アート作品の神秘性をいかに担保するか、作家本人だけではなかなか気付けない部分があるから他者目線というかプロデューサー目線はひじょおおに大事 使用画材の表記の仕方、制作過程の魅せ方、自分のどの部分を伸ばしていくか