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アートとかきょういくとか

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2021年6月の記事一覧

美術評論ってものが、いまだに何か上から目線で作品に順位付けするだけのものだと、作家からも鑑賞者からも思われてる節があるのかな。本当は作品をもっと楽しむためのツールであり、きちんと歴史に刻むための大事な役割。

自分の手の内をどこまで明かすか、完全に企業秘密にしてしまっても一般の人は作品の何がすごいか理解できないし「感じる」こともできない。(知識と認識と感情はひとつなぎなので)人類の蓄積された叡智は、基本的には開かれたものであるべきだとは思う。某ラウンジさん達もそう思ってたのかな

「共感」の前に発生する感情を追い求めたい思いもある。それが作品の説得力、芸術性ってやつ?

共感性だけを狙った作品じゃつまらない。自分の趣味•嗜好、私小説的思い出を表現するだけじゃ自己満足。自分が好むものがニッチな分野だけに、共感性は意識したい。この人には通じるもの、通じないこと、多くの人に通じそうなことの分類分け