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アートとかきょういくとか

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アートに関することをつらつらと
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2021年2月の記事一覧

しかしある画風が受けてしまってそればかり続けていると商業画の印象が強くなって芸術家色は薄まってしまう。いつの時代、どのジャンルでも同じ悩みは尽きないだろうが。

作品はコンスタントに投稿、作品を商品として魅せる努力をしている、公のSNSでは常に謙虚で他人の悪口を言わない、自分なりの技法を編み出している、スタイルを模索し続けているーー無礼にも商業イラスト画家だろうなと侮っていたとある方の優れたところを探ってみたらたくさんあった。学び多い。

「アート」という確立された価値体系を欲しがるYouTuber、「アート」という価値体系に組み込まれてしまった時点で謎を失いつまらなくなってしまう。「アート以前」の、得体の知れないものこそ面白いのに

表現する者と、表現を鑑賞する者のヒエラルキー問題

表現する者と、表現を鑑賞する者のヒエラルキー問題

誰もが多数の人々に向けて自己表現ができるようになった時代。

何の特技もなくても、とりわけ容姿が優れていなくても、表現者になれる時代になった。ますます身近になった表現者に、我々は親しみを覚えたり応援したくなったり、憧れを覚えたりする。しかしどこかで、「一般人」から抜け出したかのように見える「表現者」に嫉妬していることもある。

多数にむけて「表現」している側の人間と、それを鑑賞する側の人間には、常

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女性としての利権活用とジェンダー問題

女性としての利権活用とジェンダー問題

ジェンダー問題
自分も女性として性を受けているし、興味もあるけれど、あまりにトレンド化しすぎて、正直最近食傷ぎみである。
ツイッターばかり見ているからかもしれないが、よくもまぁ、どうでもいいことにまで首を突っ込める人達がいるもんだなと思ってしまうこともある。

でも自分もいはゆるセクハラ被害にあったことも、それ以上の危機にさらされたことも、会社の中の男性社会でやりづらさを感じたことも、色々ある。

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