ワイマラナーはペットショップでは珍しい?実は甘えん坊で寂しがり屋な性格!?その特徴や平均寿命、飼い方など紹介します。
こんにちは!
やっぱり犬のいる暮らしに憧れを捨てきれない今日このごろの私です(´`)ノ
みなさんワイマラナーっていう犬種を知っていますか??
ワイマラナーはドイツを原産国とする大型犬で、ペットショップではあまり見かけませんが、実は昔親戚が飼っていたので私も幼少期に何度か見たことあって、小さいながらにも存在感というかオーラが凄くて他の犬とは違うな??カッコイイけどちょっと怖い??という記憶だけが残っています(笑)
写真だけでも凄くオーラを感じますよね(゜o゜)
それもそのはず、この透き通るようなグレーの被毛や美しい瞳に虜になる愛犬家が多く、アメリカを中心として海外では“灰色の精霊”とも呼ばれているみたいです!
今回はそんな灰色の精霊ワイマラナーの歴史を掘り下げていきつつ、性格や特徴、飼い方、気をつけておきたい病気まで調べてみました。
またペットショップでも一度も見かけたことがないので、どこで買えるのかも一緒に調べてみました!
ワイマラナーについて興味のある方はぜひ見てって下さいね。
ワイマラナーはペットショップで見かけない?購入方法は?
そういえばワイマラナーってペットショップで見かけたことない気がします⚡
私も動物好きなので街にペットショップがあるとついつい入ってしまうんですけど、都心のペットショップも郊外のペットショップも、ワイマラナーってあまり見かけませんよね。
そもそもペットショップどころか、ワイマラナーを連れてお散歩してる人も親戚意外には見たことない気がしてきました!笑
調べてみると、ワイマラナーは日本国内に存在しているものの数は少なく、出産頭数も少ないため直接ブリーダーに問い合わせして迎え入れるのが一般的みたいですね。
北海道にいるワイマラナーブリーダーの「福原慎一さん」は、ワイマラナーが大好きすぎて趣味でドッグショーにも出陳するほどで、商業ブリーダーではないのでリーディング回数は多くはないものの、健康なワイマラナーの出生を心がけているとその評判も良く、ワイマラナー愛好家たちにとても人気みたいです!
他にも「ワイマラナー子犬販売シルヴィ」というワイマラナー専門犬舎のサイトも見つけましたが、ここでも繁殖犬と触れ合えるスペースだったり飼育環境なども見学可能で、飼育にあたっての不安点なども事前に相談することができるようですよ!
ワイマラナー専門のブリーダーは調べてみると結構いることが分かりましたが、昔と違い今はワイマラナーの認知度や人気も高まっているため、ペットショップでも販売されているところもあるみたいです。
しかしながら、ワイマラナーの子犬は健康管理が極めて難しく、専門的な知識と飼育環境が整っている必要があるため、悪質なペットショップや激安で売られているようなペットショップでの購入は避けた方が良さそうですね。
あと販売員がワイマラナーの飼育について知識を持っているのかどうか?というところも重要視しておきたいポイントになると思います!!
たとえば『ペッツファースト』なんかは厳しい管理基準をクリアしたブリーダーのみ取引を行っており、そのブリーダー情報も公開していたり、母犬の飼育環境や定期的な健康チェック、ワクチン等も徹底して行っているのでそんな“裏事情”も含めて安心できるペットショップを選びたいですよね!
他にも、ペッツファーストではペットの健康管理を行う専門スタッフの常駐やスタッフ一人ひとりの飼育知識の徹底など、一見当たり前のようですが人間の利益のためにその辺を徹底しない悪徳なペットショップも少なくないので、安い高いだけで選ばないというのは本当に大事なことだと思います。
ちなみにペッツファーストでは現在ワイマラナーの販売はないみたいでしたが、他の犬種もすばらしく可愛すぎました~❤
ワイマラナーの高貴な歴史について👀✨
ワイマラナーはドイツ原産の大型の狩猟犬で、19世紀初めに貴族などの上流階級者が「完璧な狩猟犬」を作るために生まれたのが始まりだそうです。
シルバー・グレーの被毛が特徴的で、外見の美しさとあらゆる用途に適した信頼の置ける万能な狩猟犬として重宝され、庶民には飼うことができない貴重な存在だったみたいですね。
ドイツでしか繁殖できなかった「伝説の猟犬」ワイマラナーですが、1938年アメリカに未避妊のメスと子犬を3頭与え、本国ドイツのワイマラナークラブの管理の下、アメリカでもワイマラナーの繁殖が始まったといいます。
その後、イギリスにも輸入され家庭犬、そしてショードッグとして高い人気を持つことになりました。
その美しさと高い能力で著名人からも好まれ、トルコ共和国の初代大統領もワイマラナーを飼っていたそうです。
日本に輸入されたのは第二次世界大戦後なので歴史は浅いですが、昔は庶民には飼うことのできない、高貴な犬だったということが分かりましたね👀✨
日本での相場価格は、ペットショップで33万円~、ブリーダーで15万~30万円くらいで購入できるそうです。
狩猟犬として生まれたワイマラナー、性格は甘えん坊で寂しがり屋?その特徴についてもご紹介!
【犬種】ワイマラナー
【原産国】ドイツ
【グループ】第7グループ
【サイズ】大型犬
【体高】59cm~70cm
【体重】25kg~40kg
【毛色】シルバー、ノロジカ色、マウスグレー
<ワイマラナーの特徴>
ワイマラナーの毛色は艶のある美しいシルバー、ノロジカ色、マウスグレーの3種類に分かれています。瞳は明るいアンバーかブルーグレーをしていて、鼻鏡もグレー。
背はスラーっとまっすぐに伸びていて、発達した胸と頑丈な四肢、そして小さくきれいな鋭角の頭部を持っています。
高い位置に付いた大きい耳は垂れ下がっており、尾は15cmほどの長さで断尾。(長毛種は断尾しない)
コート(毛)は短く透き通るような輝きがあるのが特徴です!
では高貴で美しい毛色をそれぞれ見ていきましょう~
(転載元:ワイマラナーの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介)
どの毛色もとっても美しいですよね。個人的にはノロジカ色が好みです♪
<ワイマラナーの性格>
ワイマラナーは狩猟犬として人間と共同で狩りを行ってきたことから、飼い主と一緒にいることを好み、愛情深く忠実で甘えん坊な人懐っこい性格。
その外見とは裏腹に、飼い主の前では穏やかで大人しくも、好奇心旺盛で愛犬らしい性格をしているそうです。
一方で警戒心が強いところがあるため、見知らぬ人に対しては排他的な態度をとったりと繊細で頑固な面も持っているので、子犬の頃から家族以外の人間や犬と触れ合う機会を増やし、社交性を身に着けさせ主従関係を明確にしておくことが大切になるそうです。
また、ハンティングやポインティングなど多目的に活躍してきた“伝説の狩猟犬”ですので、とても賢く勇敢で、機敏な動きやスピード・スタミナ力、判断力にも優れています。
ワイマラナーの飼い方は難しい?お風呂やお手入れ方法について
ワイマラナーはとにかく運動が大好きな犬なので、毎日1~2時間のお散歩やジョギングに出かけたり、室内でも遊ばせてあげることが健康を保つ秘訣になります。
特に思いっきり走り回れる庭などが自宅にあると飼いやすいため、都市部の生活よりは郊外の方が適しているでしょう!
寂しがり屋で甘えん坊のワイマラナーは、十分なコミュニケーションを取ってあげることが大切で、コミュニケーション不足を感じるとストレスが溜まって無駄吠えをしたり自傷行為を行ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
また、エネルギッシュでパワーも強いため訓練が必要不可欠で、子犬時代からしっかり訓練してげないとお散歩に行くだけでも一苦労状態だといいます。
ですが飼い主にとても忠実で命令にも良く従う犬種なので、愛情を持ち接していければ扱いやすい愛犬になるはずです。また、訓練学校に預けるのも良いそうです◎
ここで1つ注意点ですが、ワイマラナーは元々は猟犬です。そのためご家庭に小さい子供がいる場合や小動物を飼っている場合には部屋を分けるなどの配慮をしておく必要があるそうです!
大型犬の飼育経験がない家庭は、購入時にブリーダーにしっかりと飼育方法を学び理解しておくことが大切ですね。
ワイマラナーと一緒に楽しく生活していくためには、まずはしっかり運動することが大事で、子犬の頃から訓練し家族以外の人や犬ともたくさん触れさせて社会性を育んであげることが重要みたいですね!
―――お風呂やお手入れ方法は??
ワイマラナーは短毛で抜け毛が少ないため、お風呂やブラッシングなどのお手入れも比較的簡単で手間のかからない犬種です。
長毛種のワイマラナーもいますが、それほど毛は伸びないため毛玉になりやすい部分を重点的にブラッシングしてあげると良いです◎
もちろんシャンプーは犬用のシャンプーを使ってくださいね!
ワイマラナーの子犬がシャンプーしてもらっている様子が可愛すぎるので見てほしいです(*´Д`)🚿❤
ワイマラナーの平均寿命は10年~13年ほど😢
ワイマラナーの平均寿命は10年~13年ほどだそうです。
大型犬は一般的に、小型犬に比べて寿命が短い傾向にあるみたいですね。
寿命のことを考えると、人間と同じように年を取れないので短く思えて本当に寂しい気持ちになります(;;)
限られた時間の中でなるべく多くの楽しい時間を愛犬と共に過ごしていきたいものですよね(;;)❤
注意!ワイマラナーが引き起こしやすい病気🏥
ワイマラナーは被毛が短く少ないため暑さにも耐えられる犬種ではありますが、日本は、原産国のドイツに比べると夏は蒸し暑くなるので気温が22~23度、湿度が60%を超えてくるようであれば熱中症リスクが高まってしまうみたいです。
そのため夏場は涼しい時間帯に出かけたり、水分補給もしっかりさせるなど飼い主が注意してあげることが大切になります。
逆に、寒さにも弱いので冬場にも温度管理を忘れずにしましょう!
その他ワイマラナーがかかりやすい病気は以下です。
💊胃拡張・胃捻転
胃の中に大量のガスが溜まり拡張し、捻転を起こす病気。時に胃の捻転により血管を圧迫し循環不全、ショックなどを引き起こす場合もる。大型犬に多く見られる。
💊股関節形成不全
関節部分の骨の変形によって、股関節が噛み合わず歩行困難になってしまう病気。大型犬に多く見られる。
💊肥満細胞腫
犬の体内にある肥満細胞が腫瘍化して増殖してしまう疾患です。この病気が発症してしまうと、皮膚にしこりができたりリンパ節、肝臓など体の臓器に転移してしまう。
💊犬毛包虫症
毛包虫(ニキビダニ、アカラス、デモデックス等)が犬の皮脂腺や毛包に寄生し増殖することで炎症を引き起こす病気。赤みやただれ、脱毛、フケといった症状が表れます。
💊瞼腱内反
犬の目の下まぶたが眼球側に反り返ってしまう病気。痛みや炎症を引き起こすだけでなく、結膜炎・角膜炎を引き起こすことがあります。
ワイマラナーの飼育費用(1ヶ月間)はどのくらい?
ワイマラナー含め大型犬の飼育には、ドッグフードやワクチン・予防接種、日用品、トリミングなど、1ヶ月の平均飼育費用として1万5,000円~3万円程度がかかります。
🍖ドッグフード
食費の価格はメーカーによってピンキリです。約1ヶ月5,000~1万円程度。
🏥医療費
健康であってもフィラリア予防や狂犬病予防、ノミ・ダニ予防薬などの医療費が必要です。年間で4万円~6万円程度で、健康診断を行うとプラス1万円。
その他、病気やケガなどをした場合、10~20万円ほどかかる場合もあります。
🐶日用品
ペットシーツや犬用エチケット袋など日用品代としてが5,000~1万円程度。
✄トリミングサロン
トリミングサロンでお手入れをする場合、小型犬なら7,000円程度ですが、ワイマラナーなどの大型犬は1回につき1万円以上かかります。
また頻度は1~2ヶ月に1度程度が多いです。
🌈ペット保険
ペット保険は0~3歳の間に加入する場合が多く、保険会社や年齢によって保険料は変わりますが、1ヶ月に2,000~3,500円ほどです。
ペットショップで購入する場合、ペットショップと提携する保険会社での加入を進められますが、基本的には自由で大丈夫です。
ワイマラナーの購入はペットショップではなく「ブリーダー」がおすすめ!
今回は“灰色の精霊”ワイマラナーの購入方法や性格、特徴、飼い方まで調べてみましたが、毛並みや瞳の別格級の美しさ、賢さ、甘えん坊な性格に虜になる愛犬家が多くいる犬種だということが分かりましたよね。
日本でもペットショップで販売されているところもあるみたいですが、整った飼育環境や専門知識を有することからブリーダーから購入することをおすすめします!
ワイマラナーを飼っている人達の声に、「本当に成犬なのに、甘えん坊です。ピタッとくっつかないと寝ないです笑」と言っている方がいて、凛としたその見た目とは正反対なところがまたギャップ萌えで可愛いんだろうなぁ//って思いました❤