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2020年 ハマった音楽のご紹介
久々かつ唐突でなんですが。
元々毎年mixiにてこの時期にその年ハマった音楽を紹介しておりました。
今回はこちらの方が色々な方に見ていただけると思い、noteにてご紹介をさせていただければと思います。
レビュー、というほど大層なものではありません。
少しのどうでもいいコメントと、備忘録的な曲紹介です。
①ヴァージュ
ヴィジュアル系バンドです。
白昼夢
私の悪イ癖
夜想
特に白昼夢が至高…マジで全バンギャ男に聴いてほしい…。
こんなに”ヴィジュアル系”を感じさせるバラード、インディーズでリリースされた曲を振り返っても、ちょっと記憶にない。
もう20年以上も聴いているとなかなか新しい発見や感動を与えてくれるバンドには早々出会えません。いや、まったく出会えません。
ここ数年はなんだかんだ惰性で聴いてたんだな、と気づかされました。
それくらい、このバンドとの出会いは衝撃的で。
外れ曲がなさすぎて異常を極めてるバンド。
このバンド、(大変失礼な発言ですが、)目新しいこと一切してないんです。
ただ、これまで先人たちにより培われてきたヴィジュアル系のコアな部分、僕はヴィジュアル系の本質は美しさとグロテスクの両立と思っていますが、それらが高い純度とクオリティでぎゅっとすべての音源に詰め込まれている、そんな気がするのです。
そして、先人への大きなリスペクトも感じられて。
すごく濃いんです。
昨今のヴィジュアル系の本流からは外れるバンドではありますが、改めてヴィジュアル系の本質と向き合わせてくれる稀有なバンドです。
②東京ゲゲゲイ
BLACK LIP
愛のフルコース
捧げたい
まさかのダンスグループですよ。
自分でも驚きだし、友達も驚くのでは。
なにせ僕はバンド至上主義で、こういうグループはむしろディスる側でした。
それがまさかのハマりようで。
自分の中の価値観の生まれ変わりを認識しました。
確かにポップな曲の割にダークなメイクや衣装が多くてそこが僕の趣味的に取っつきやすかったのはあるけど、一番見たのは最後の振り付け動画。
僕の見識が低いことは重々承知で、こんなきれいなバラードでこんなに感情の起伏のあるダンス見たことなくて、ただただ衝撃でした。
ホントに良いものはTシャツでも表現できるんですよ。
その事実に脳天ガツンとやられました。
③女王蜂
火炎(THE FIRST TAKE)
火炎(原曲)
BL
デスコ
今年最大の発見と衝撃。
今年はゲゲゲイ以上は出ないと思ってましたが。
ボーカルの音の高低差やら表現やらもう何が何やらと思ってる間に一曲が終わる。そして感じる充足感。
このバンド、いろんなボーダーやカテゴライズを足蹴にしてる印象があって。
男女とか、メジャーとマイナーとか、ジャンルとか、全てどうでも良くて、徹底的に「私(達)です。」を伝えたいのかな、って。
この辺、カマたく氏と同じ空気を感じます。
バンドのコンセプトを忠実にブレずにやってる感じがカッコいい。
YouTubeにあるの一通り聴きましたが、見事に統一性がない。
ブレずにブレている、というか。
でも、人間てそんなもんですよね。
↑のは音源ですがぜひライブ動画も見ていただきたい。
小遣いが貯まり次第、僕は彼らへの投資を開始します。
まとめ
ここ最近音楽への情熱が冷め気味だったのも否めませんでしたが
急に、本当に急に熱くなれるアーティストに出会えてもう満足。
音楽的にはホクホクな一年でした。
今年も様々な音楽に出会えることを祈ってます。