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スタートアップ / ベンチャー向け!転職ドラフトで勝てる企業のPDCA

「転職ドラフトのベストな運用手法を教えていただいてもよろしいでしょうか??」
というご質問を多数いただいております。

転職ドラフトは、他のエンジニア採用媒体と比較しても運用手法(スカウト運用)が特殊です。そのため、使用をしてすぐにベストな運用手法にたどり着くのは少々難儀だと思っております。

本ブログは転職ドラフトを利用する上で、
・エンジニア採用市場の理解
・他社さまとの差別化するための工夫
・勝てる企業が実施していること
をお伝えしていきます。

※ あくまでスタートアップ / ベンチャー企業様の採用支援をしているポテンシャライトの所感を記載しますのでご参考まで🙇‍♀️


1. 転職ドラフトの市況感への理解

なにはともあれ、転職ドラフトの「現状」を理解しなければ勝ち筋は見えません。現状とは何か?以下のデータをご覧ください。

1-1. 参加人数 ( 求職者数 ) と参加企業数

上のデータからわかるように1年ほど前の各回の参加「人数」は400人後半〜500人前半でしたが、2023年に入ってから700人前後と増加しています。その一方で、参加「企業数」は2022年は毎回増加しておりましたが、2023年に入ってから少々頭打ちになっているような状況に見えます。
転職ドラフト上の有効求人倍率は「買い手市場」のように見えますよね。

ただ( 転職ドラフトをご利用中の方はもちろんご存知だと思いますが )、エンジニア採用は簡単にうまくいくわけではありません。

1-2. 指名ランキング

つまり、どの企業さまも「採用したい」と感じる優秀なエンジニアは、多くの企業さまから指名されることが多いため、採用企業側からすると競争率が非常に高いです。

1-3. 他社情報

前項まではご理解いただいている企業さまも多いかと思います。本項からは、「意外とチェックされていないかも?」という他社さまの数値についてお伝えします。

・個社ごとの指名承諾率 / 平均提示年収
・参加企業のランキング ( 指名承諾数・率 / 平均提示年収 )

※ 指名承諾率:指名数 ÷ 指名承諾数

他の媒体では公開されていない情報が転職ドラフトでは公開されています。具体的には、転職ドラフトは「採用決定数以外の情報」はほぼオープンに公開されています。

採用競合企業の情報は常にチェックすることをお勧めします。
Googleで「転職ドラフト 企業名」で検索すると以下のような情報を確認できます。

他社の転職ドラフトの数値は、転職ドラフトをご利用されていなくても確認できます。
これらの数値をもとに確認すべきことは、以下の3点です。

  • 他社と比較して数値が良いのか / 悪いのか

  • 年収が低すぎないか

  • ターゲットは身の丈か

勝ち方を知りたくて、このブログを読んでいただいている方お待たせしました。ここから差別化方法と勝ちパターンをお伝えします🙌

2. 差別化の工夫

参加企業は少なくなったとはいえ、競合企業と採用バッティングしないわけではありません。
また、他のエンジニア採用媒体との違いとして、

「同じタイミングでスカウト( 指名 ) するし、同じタイミングで比較される」
という特徴があるため、より一層の差別化が求められます。

そこで、個人的には、スカウトメールにおける「UI 設計」がポイントだと思っています。( デザインの素人の表現方法ですがお許しを...! )

とにかく UI の美しさにこだわりパッと見の印象を良くすることをお勧めします。転職ドラフトは、「どんな企業 ( 企業情報 )」と「指名文章 ( スカウトメール ) 」にマークダウンが利用できます。

⇧ マークダウンをご存知ない方は、チートシートが複数あるのでぜひ検索してみてください!
モザイクをかけますが、事例を共有します。

また、GIFも貼り付けることができるので、プロダクトのUIをお見せすることもオススメです。

私の個人的な意見ですが、転職ドラフトに限らずプロダクトの UI にこだわっている企業様ほど求人票や採用 Notion の作り込みが非常に美しいと感じます。

ちなみに、指名文章 ( スカウトメール ) にも GIF や img が利用できます!

3. 勝てるスタートアップ / ベンチャー企業が実施していること

最後に複数社の転職ドラフトに携わらせていただいた経験から見えた、勝てる ( 承諾をいただきやすい ) 企業さまの特徴を記載します。

「転職ドラフトは高い年収を提示できればを勝てるのでは?」と思っている方がいらっしゃるのかもしれません。もちろん、転職ドラフト上で競合企業と採用バッティングした際に最も提示年収が低いようであれば戦い方を見直したほうが良いかもしれません。ただ、指名の辞退理由として「過剰に期待されている気がした」という選択肢が直近になって実装されたので、一概に高い年収提示をすれば良いわけではなさそうです・・。

3-1. 指名期間の最終日よりも前に指名する

転職ドラフトには「指名期間」というものがあります。

指名期間は約2週間ほどあります。その期間中に、レジュメを確認して、指名文章を作成して、年収を決定するなど、やるべきことは多くなります。そのせいか、ほとんどの企業様が指名期間の「最終日」に指名をされているようです。( このブログで情報はお出しできませんが、CSさんからいただけるレポートにエビデンスがございます )

必ずしも、指名期間の前半に指名すれば良いわけではありませんが、転職ドラフトに毎日ログインされている求職者様は多くいらっしゃいますし、指名して即返答が来るケースも多々あります。

3-2. エンジニアの介入

年収決定はCTOの担当です、という企業さまは多いかと思いますが、1 to 1 ( 指名理由の文章 ) 作成はどうでしょうか?転職ドラフトは指名時に記入が必要な項目が多く、かつエンジニアリングの知識が他媒体よりも多く求められます。

  • ●●な技術を選定をしているから**志向の方であると判断する

  • GitHub を見て個人開発のプロダクトを触った感想は××

  • 現在の自社の開発組織における課題は△△で、この求職者様であれば●●な経験を生かして解決してくれそう

可能であればエンジニアに協力を仰ぎ、この辺りのコメントを箇条書きでもいただいて文章を作成すると良さそうです。

最後に

最後に、転職ドラフトで返信が来ない場合のPDCAチェックシートを添付しますので、自社の状況を確認してみてください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

ポテンシャライトは転職ドラフトの支援実績がございますので、転職ドラフトの媒体運用でお困りのこと等があれば、お気軽にお問い合わせくださいませ!

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