初めて利用する方も初めてではない方も覚えておきたい Findy 活用術!
こんにちはポテンシャライトです🙋♀️
弊社は、様々な採用媒体 / SNS を使った採用支援をさせていただいておりますが、300社以上の採用支援を通して得たノウハウを noteにてアウトプットしています。
その採用媒体の中でも、即戦力のエンジニア採用をする際にオススメの手法の1つが「Findy」です。
今回は、Findy の概要と活用方法を紹介させていただきます。
では参りましょう!
1. Findyとは?
1-1. 媒体概要
2023年5月時点で登録中のユーザーはおよそ8万人。全員がプログラミング経験者で、70%が20~30代、65%が経験年数が3年以上あるエンジニア特化型の採用媒体です。(ポテンシャライト調べ)
1-2. Findy の特徴
Findy の特徴を簡単にお伝えすると2つあります。
① 運用の工数が楽
② スカウト媒体だが、エージェントでもある
詳しくお伝えします。
① 運用の工数が楽
Findy はスカウト送信の前に「いいね送信」をします。このいいねは、facebook や Twitter いいねとほぼ同じです。そして求職者様から「いいかも」が返された後にスカウト送信が可能です。
つまり、ある程度自社に興味を持っていただいた方にのみスカウト送信が可能ですので効率よく求職者様へアプローチができます。
② スカウト媒体だが、エージェントでもある
Findy社には「カスタマーサクセス」だけでなく「ユーザーサクセス」も存在しています。ユーザーサクセスの方が、Findy に登録しているユーザーと面談を行い、エージェント ( 人材紹介 ) のように経験や今後のビジョンなどを直接ヒアリングしているのです。
採用媒体は、サイトに登録しているだけでログインをしない / 活用していない方が多くなってしまう課題がよくあります。ただ、ユーザーサクセスがいらっしゃることで媒体の活性化を図ることができるため、素晴らしいサービスだと感じます。
1-3. 他媒体との比較
昨今の Web エンジニア採用において Findy は間違いなく外すことができない手法の一つです。別のブログでも言及しますが、Web エンジニア採用において重要な採用手法は「Findy」「Forkwell」「LAPRAS」「転職ドラフト」だと思います。これらの採用媒体で Web エンジニアの採用ができなければ、「SNS 採用」「リファラル採用」「テックイベント等の開催」等の少々足が長い手法が必要になってきます。
ここまで、Findy とはどんな媒体なのかをお伝えしてきました。
ここからは Findy を運用する時の Tips をお伝えしていきます!
2. 求人票の作成
2-1. 求人票の最適化
Findyを利用する時に、「他の求人サイトから求人票を転記すれば良いか。」と考えている方がいらっしゃるかもしれませんが、Findyを利用する際に注意しなければならないことがあります。それが「求人票スコア」です。
求職者様からは見えませんが、企業側の管理画面から確認ができます。
これは「AIを使ってリアルタイムに求人票を採点する」Findyの独自のサービスです。(すごいですね・・!)そして平均点は「50点」ほどになるようです。
以下の記事を参考にさせていただきました。Findyを使う上で特に重要なポイントが記載されていましたので、ぜひ本ブログと併せてご覧ください!
求人票スコアが「一定点数」を超えると「オススメ求人」としてピックアップされる可能性高いので、まずは70点を目安に改善していきたいところです。
2-2. 求人票スコアを上げるには?
ではどうすれば、求人票スコアがあがるのか?
アルゴリズムは公開されていませんので、正確なことは私たちにも分かりません。
そこで50求人を比較し「どのような内容の求人がどのくらいのスコアなのか」調査しました。
詳細をお伝えします。
① 求人票スコアが異なる求人票をスプレッドシートに取りまとめる
ざっとこのようにまとめました。
② 文字数や記載内容で比較
結果としてわかったことがあります。それが文字数によるスコアの変化です。
求人票スコアごとに独自で S・A・B・C とランクをつけました。上の表を参照すると、「タイトルの文字数が多い」そして「求人内容の文字数が少ない」方が求人ランクが上がりやすい傾向にある。ということがわかりました。
タイトルだけでいかに求人の魅力を伝えられるかがポイントになりそうですね。
また、記載内容もポイントになるようです。気づいたこととしては以下です。
※ あくまでもポテンシャライトの調査結果なので参考までに。
職種名
必ず選択する ( 未入力の求人は点数が低い )
タイトル
タイトルにも職種名を入れる
「リモート or フルリモート」の記載
求人内容
箇条書きが必須
仕事内容の欄に会社の説明を書きすぎない
お任せしたい業務内容が明瞭
さらに、求職者様の画面から見える UI を確認してみると、タイトルは18文字、求人内容には180文字のワードが表示されることがわかりました。できるだけ、18文字、180文字以内に魅力的なワードを記載することおをお勧めしています。
3. いいね送信
3-1. いいね送信と求人
良い求人票を作成したら、いいね送信をします。
1人の求職者様に1つの求人で1度しか「いいね送信」ができませんが、前提としてFindyの求人票はターゲットを細かく分ける形で複数作成することが可能です。
求職者様にはバックエンドをより深めていたきたい方、フロントエンドをより深めていきたい方など志向が異なるケースもありますので、バックエンド、フロントエンドの求人を細かく分けていいねをお送りする形が求職者様視点で好まれます。
さらに、新規求人を立ち上げるとユーザー画面のトップページに表示されますので新規求人を定期的に作成することをおすすめします。
3-2. いいね送信の基準
いいね送信の段階で、厳しく条件設定をすることはあまり推奨致しません。
なぜならば、Findy はいいねマッチ ( いいね送信後、求職者様もいいねを返してくれること ) しないとスカウトが送信できないからです。
また、いいね送信のタイミングとスカウト送信してからのタイミングでは、閲覧できる求職者様のレジュメの情報量が変わります。
「求職者様の記載が薄い」ことを要因にいいね送信をしない判断をしてしまうと非常にもったいないです。
4. スカウト送信
最後にスカウト送信についてです。
求職者様側と企業様側、それぞれ調査をしました。
4-1. 求職者様側に届くスカウト
求職者様側の調査は、筆者知人の転職意欲の高いエンジニアC ( エンジニア経験 3年以上 ) さんにご協力をいただき1ヶ月間モニタリングさせていただきました。
求職者様の情報量や Findy 上の活動量次第かと思いますが、いくつかの企業様からアプローチが届きます。
スカウト文章に 1 to 1 要素が多めに記載されている
いいかもを返してから早いタイミングでスカウトが来る
上記のことをポイントにスカウト送信をしていただけると、他社と比較しても求職者様側からすると「おっ」と目を引く内容になると感じました。
4-2. 企業様側がスカウト送信する際のポイント
前提として、
・平均スカウト返信率 :50〜60%
と言われています。
まずは自社のいいねマッチング率とスカウト返信率が平均に達しているかどうかを確認してください。
平均に達していない場合のポイントとして、
送信者のアカウントが「CTO またはエンジニア」になっているか
マッチングしてから2~3時間の間にスカウト送信ができているか
スカウトの文章量は適切か
カスタマイズした文章を記載できているか
上記の要素を中心に確認していただけると良いでしょう。
特に2点目のマッチングしてからスカウト送信するまでの経過時間については、Findy独自の注意点かと思います。
最後に
2023年5月の時点でのポイントは上記の通りですが、採用媒体のアルゴリズムは変わりやすいので、今後も引き続き調査を続けていきたいと考えています。🫡
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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