コンポスト、ああコンポスト、コンポスト(前編)
コンポストにあこがれて
『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(ベア・ジョンソン著/アノニマ・スタジオ)を読んでからというもの、コンポスト生活にあこがれておりました。
しかしながら、わが家はいわゆる狭小住宅、庭や屋根付きのベランダはありません。
しかも山育ちでありながら、虫が大の苦手。
なかでもイモ虫くんがダメなんですなあ。
そんなヘタレなわたしでもお試し感覚でできるコンポストはないだろうかと思っていたところ、LFCコンポストにたどり着きました。
バッグタイプのコンポストはファスナー付きで、虫は入ってこれなさそう。
バッグはペットボトルの再生生地だそうで、くり返して使うことができます。
おそるおそる生ゴミ投入
そして2020年5月。
初めて生ゴミをコンポストに投入しました。
これが土になるのかと思うと、じーんとします。
これでわたしもサステナブルな人の仲間入りか……。
(この頃の内袋は紙製でした)
2020年6月。
生ゴミを入れる手付きも慣れてきました。
野菜ゴミばかり入れているせいか、においも気になりません。
生ゴミはだいぶ小さくなって、かさが減ってきました。
以前はゴミ出しするとき、カラスにやられないよう紙で生ゴミ袋を覆うなどしていましたが、生ゴミが出ないのでカラスの心配もありません。
2020年7月。
生ゴミの水分が多かったのか、内袋の紙袋が破けました。
でも、取説にはそのまま使ってね、とあったのでそのまま使い続けます。
雨が降ると家の中に入れるのですが、うっすら土のにおいが漂います。
2020年8月。
ついに出ました!
コバエが!
ファスナーを開けると、小さいコバエがぶんぶんしています。
きっと、生ゴミの水分をざるで飛ばしているうちに、コバエがやってきてしまったのでしょう。
ちょっと手に汗にぎりましたが、イモ虫くんじゃないからまだ大丈夫です。
家族に白い目で見られながら、コバエを自然にリバースしました。
コンポストもそろそろ3カ月になるので、車庫で熟成させることに。
コンポストは続くよ
1回目のコンポストが終わって、2回目のコンポストが届きました。
ゴミの量も減ったし、生ゴミを入れていたプラ製の袋も削減することができ、気分爽快!(車庫のコバエのことは忘れよう)
このときはまだ何も考えていなかったんです。
できあがった土をどうすればよいのかを……。(続く)