焚き火の周りに集まるような 2023.12.13
朝5時半起床。仕事へ。朝、ゆっくり出勤できる日だったのでセブンイレブンのビリヤニを探したら結局4軒回る羽目になった。昼に食べて相変わらず美味かったが、量は少し物足りない。
会議会議会議、事務仕事事務仕事事務仕事……。これでも早めに終わって帰ることができた。とりあえず扇町まで電車に乗る。中崎町でライブがあるのだが、その前に少し飲みに行く。天神橋筋商店街にある角打ち「上谷商店」へ。若い大将のやっている綺麗めな角打ち。
さつま赤鶏ハラミカレーマヨを食べる。なかなか手が込んでいて美味い。それ以外にも、自家製チャーシューや、さくら干しなど気になるメニューも。商店街にあって明るくて間口も広いと入りやすいなと思う。
中崎町まで歩いて、ムジカジャポニカというライブハウスへ。少しわかりにくかったが雑居ビルの2階に店舗がひっそりとある。今日のライブは池間由布子と無労村。完全SOLDOUTで立ち見でなんとか入れてもらう形になっていた。
池間由布子さんはSNSにもサブスクにも上がっていない、今の時代には稀有なシンガーで、わずかに上がったYouTubeの動画や、CDで聴くしかない。しかし僕の周りではにわかにファンが増えていて、僕もCDやYouTubeで何度か聴いたレベルではあるが「絶対にライブで見たい」という強烈に惹きつけられるものがあった。この日はスズキナオさんと藤本和剛さんも来られていた。他の客層も様々で、老若男女、服装の雰囲気もバラバラ。開演までビールを飲みながら楽しみが膨らむ。会場の雰囲気が「焚き火をみんなで囲んでるみたいですね」とナオさんが表現されていたのが良かった。
19時半にライブが始まって、休憩も挟んで3時間の大ボリュームのライブだった。池間さんはミステリアスな方なのかと思ったが、MCではニコニコと冗談を交えながら話していてとにかく魅力的な方だった。
歌もとにかく良かった。涙が出るとか、興奮するとか、強い感情が湧き上がるのではないが、じんわりと全身に染み渡って身体の内部からじんわりと温めてくれるような、そんな歌声だった。バンドメンバーも魅力的で、特にチューバがベースの働きをするのが驚きだった。
とにかく良かった。ライブで見られたことが何より嬉しい。
終演後、23時を回っていたがナオさんと藤本さんと揚子江の名門へ。夜の東通り商店街はキャッチが凄まじい。かき分けながらふと上を見上げるとネオンの向こうにバニーガールの姿が見えたりして、すごい街やなと思う。
揚子江、しみじみ美味い。大阪といえば?と聞かれるとこの味を答えてしまうかもしれない。藤本さんは10年ぶりくらいの揚子江らしい。みんなでビールを飲みながらしみじみ食べる。ニコニコした感じのいい酒飲みのおじさんになりましょう、という話をする。
みなさんと別れて家に帰る。帰り際に藤本さんに高知の「スナック屋台おふくろ」をおすすめできたのは良かった。
家に帰るとポストに嬉しい贈り物が届いていた。
遅い時間ではあったが、ハイボールを飲みながら池間由布子の音源を聞いたりしてまったりしてから眠る。