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ナミビアの砂漠 2024.09.23

朝7時起床。休日。午前中に宅配が2つ来るので、それまで洗濯や掃除などの家事をする。携帯で降水確率0%なのを確認してからベランダに干しに出ると驚くほど風が秋だった。
それから荷物を受け取ったが、どちらもハンコ不要だった。ハンコがいるときといらないときの違いが分からない。
昼ごはんは意味もなく食べすぎてしまう。

昼過ぎになって外出。四天王寺の骨董市を覗くがめぼしいものはなく、電車に乗って難波へ。山中瑶子監督「ナミビアの砂漠」を見に行く。
まだ時間があるのでなんばウォークの赤垣屋へ。

エブリデさんに赤垣屋来てますと連絡をするとなんと近くで飲んでいたのだから驚いた。しかも二人ともゴールデンチューハイを飲み、スパイシー軟骨の唐揚げを食べていたのだからさらに驚きだ。
ちょうどエブリデさんと話したいこともたくさんあったので嬉しかった。エブリデさんも「ナミビアの砂漠」が気になっているらしい。
ほどほどに飲んで解散。トーホーシネマズなんばに行くが、本館ではなく別館らしかったのですぐに移動。上映前にパンフレットを買っておく。

ナミビアの砂漠、クラクラと眩暈のするような傑作だった。まだ見ていない人も多いのでネタバレを極力避けながら言おうと思う。
作中では身体をめぐる形象が繰り返し描かれ続ける。脱毛サロン、タトゥー、ピアス、中絶、ランニングマシーン、怪我、側転、そして暴力。身体をいかに制御するのか、ということと、制御しきれない身体。それらに伴う痛み、そうしたものと怒りとが密接に結びついていて、主人公のカナの怒りが決して感情的だったり衝動的なだけではなく痛みを伴う身体からの発露なのだと明かされていく。
観たあとかなり当てられてしまってぐったりとしたが、必ずもう一回観ようと思った。

帰りに本屋に寄って河合優実が表紙のキネマ旬報を探して購入。それ以外にも何冊か買ってから帰る。
本当なら残っていた仕事をしないといけないが、ナミビアの砂漠をみたあとにまともに仕事はでるはずもなく。

すべてを投げ打ってベッドに潜り込み、おもむろにナミブ砂漠のライブカメラにアクセスをする。
インパラの群れが水を飲んでいて、そのうちの一匹と目が合った。

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