Anchor「Record With Friends 2.0」の収録方法
少し前にAnchorに追加された機能「Record With Friends 2.0」。相手がAnchorのアカウントを持っていなくても招待でき、ゲストを最大4人まで呼んでリモート収録ができます。
実際の収録方法を紹介します。
招待用のリンクを作成して収録準備
レコーディングを開始するには、ホストとなる方が招待用のリンクを作成して、メールやSNSなどでリンクを通知します。
現状、ホストはスマートフォン(iOSかAndroid)でスタートさせる必要があります。呼んでもらうゲストはパソコンのブラウザでも参加できます。ゲストは、Anchorのアカウントも必要はありません。いずれは、ホストもパソコンからできるようになるそうです。
まずはスマホのAnchorアプリから、録音画面を開きましょう。
通常は、下部にある「録音」をタップして録音開始しますが、画面中央にある「友達を招待する」をタップします。
「友達とレコーディング」の画面で、もう一度中央の「友達を招待する」をタップすると招待リンクが作成され、メニューが表示されます。
「Anchorフレンド」を選んで、Anchor内でフォローされているユーザーを選ぶこともできますが、SNSで送ったりリンクをコピーして、LINEやメールで送ることもできます。
ここではTwitterのタイムラインに投稿してみてますが、通常はDMなどで送った方が良いでしょう。
なお、この時点では録音は待機状態になります。誰かゲストが参加したら録音がスタートします。
パソコンでゲスト参加する
共有されたリンクを、Anchorでログインしていないパソコンで開いてみましょう。
ホストの番組名が表示された画面が開きます。名前とメールアドレスを入力し、マイクを選択して「Join Recording」を押すだけで録音に参加可能です。
メールアドレスは任意のようなので、名前を入力してボタンを押すだけで参加できるようですが、メールアドレスを入力すると、エピソードが公開したときに知らせてくれるようです。
参加すると録音が開始して、メンバーの名前が表示されます。「Leave recording」をクリックすると退出することができます。
とくにビデオなどがなく、音声だけの参加ですので気軽ですね。
飛び入りでゲスト参加もできる
録音は最長で2時間まで収録ができます。ゲストは、ホストを除いて4人まで呼ぶことができるので、最大で5人まで同時収録ができます。同時なので、途中で誰かが抜けて、新たに他の人が参加することができそうです。
このようにパソコンでのゲスト参加をテストしていたら、Twitterの公開タイムラインに招待URLを投稿していたので、飛び入りのゲスト参加がありました。(飛び入りを望まない場合は招待リンクを公開するときに注意しましょう)
みからじおの、みかさんがTwitterのリンクから収録に参加していただけたので、パソコンからのゲスト参加は退室してみたのですが、録音は途切れずにそのまま収録されました。ゲストの交代もスムーズにできそうです。
その後、「レコーディングを終了する」をタップするまで収録は問題なくでき、音質的にも悪くなさそうでした。
録音終了後、音声の処理に少し時間がかかり、終了したらiPhoneに通知が来ました。通知が来たら、アプリの「ライブラリ」に保存されているのが確認できました。
「+」をタップするとエピソードに追加することができます。
「...」をタップするとメニューが表示され、バックグラウンドミュージックの追加や、トリミング、音声の分割などもできます。エクスポートもできるので、パソコンや他のアプリで編集も可能。かなり自由に使えます。
音声を追加して配信
収録後、前後に音声を追加して切り替えのジングルなども追加して配信しました。
収録した音声にもバックグラウンドミュージックを追加できるのですが、前後の1人喋りの部分だけ追加しています。
なお、今回のテストで配信した音源は下記。問題なく収録されています。
最初、1人でホストをしながらパソコンでゲスト参加しているので、音声が二重になっていますが、途中の飛び入りゲストからは、2人で話しているので通常の対談のようになっています。
「Record With Friends 2.0」の収録は、ゲスト側はAnchorのアカウントも不要でとても簡単。音質もまったく問題なさそうですので、気軽にリモート収録ができそうです。ぜひ利用してみてください。