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妊婦→母となった2024年に聴いた音楽
2024年の夏の終わり、娘が生まれました。
妊娠中のつわりと産後のバタバタで音楽を全然聴けなかった1年だったというのに。
2025年がもう1ヶ月終わってしまうタイミングだというのに。
もはや意地でこれを書いています。
◾️2024年愛聴アルバム
MONO NO AWARE『ザ・ブュッフェ』
チャーリーXCX『Brat』
ZAZEN BOYS『らんど』
踊ってばかりの国『On the shore』
HOME『HOME EP2』 EPですが。
◾️2024年愛聴曲
宇多田ヒカル『Electricity』
カネコアヤノ『さびしくない』
Hedigan's『再生』
ヒョゴとSunset Rollercoasterの『Young Man』
米津玄師『さよーならまたいつか!』
aiko『相思相愛』
トリプルファイヤー『相席屋に行きたい』
Wallows『Calling After Me』
トクマルシューゴ『Counting Dog』
〝愛聴”と言ってもじっくり隅々まで聴けたものはほぼなく。
一聴して「あ、なんか好きだわー。また聴こ」というものを並べる形となりました。
妊娠中はつわりで、考えながら音楽を聴くことはできませんでした。
音楽が鬱々とした気持ちを軽くしてくれる、いい気分転換になる、ということはほぼありません。
つわり。
私にとっては地獄のような日々で(赤ちゃんのことを思えば乗り越えられる、自分も辛かったけどいつか終わるから、とかなんの慰めにもならない)、3か月ほど、とくに新曲が聴けなかったです。
別に音楽の専門的なことは何一つ知らないし、そういう仕事をしているわけじゃないですが…
新曲を聴くという行為は頭を使うし、少しでも作者と向き合おうとしているから元気じゃないとできないんですね。
比較的体調が安定してきた6月頃、MONO NO AWAREとチャーリーのアルバムをリピートしてました。
MONO NO AWAREは全曲風通しがいい。
集中して聴く気力が持てないなかで流れるように聴ける。
サウンドも歌詞も心地良くて、去年1番私にフィットしたアルバムでした。
実はこれまでの作品もバンドのプロフィールもあまり存じ上げていませんが、「この作品をリリースしてくれてありがとうございました‼︎」と心からお伝えしたいです。
とくに「イニョン」(なにこの世界観!めちゃ好み!)と「あたりまえ」(うなる歌詞)がお気に入りでした。
チャーリーは私が毎回新作をチェックする数少ない洋楽アーティストなんですが、今作のポップさのバランスが凄く良くて。
各方面で絶賛の嵐、「BRAT旋風」もあり、数ある批評記事を読んで聴くとまた面白いのかなと思いつつ。
とにかく昨年はあまり意味や解釈の側面を考えずに聴くスタイルだった自分にとっては、何も考えずに聴いても気持ちのいい傑作でした。
この2作以外も、構えず聴ける、というのが大事で。
サウンドが好み、メロディが気持ちいい、好きなフレーズがある、なんか安心する……
むしろちゃんと好きな音楽を楽しめていた年だったのかも?
おまけ
臨月にエンドレスリピート
蓮沼執太フィル『ONEMAN』
つわり中になぜか聴けた
indigo la End『夜明けの街でサヨナラを』
蓮沼執太フィルの多幸感よ。
これ聴いてると良いお産になりそうだと思って。
いつ聴いても情緒が安定する、私にとってお守りのような曲です。
indigoは青春時代に聴いてたわけじゃないんですが(一度ひたちなかで見たときもしっかり大人でした)
ライブのノリかたとか光景が瞬時に思い出せる完璧なキラキラ青春ソング、という立ち位置です。
たしか初めて聴いてた頃は仕事が激務で、その時も良い意味で気楽に聴けて励まされていた気がします。
記事のタイトル画像は内容とは関係なく、子のお宮参りで着せたレンタル着物の柄がかわいくて撮っておいた写真です。