10年続いた「キャリアと子育て」の悩みに終止符を打った「子供の一言」
子供と一緒に過ごしながら、仕事でキャリアを積めたらいいのにな。
あなたはそんな風に思ったこと、ありませんか?
ーーーーーーー
こんにちは!
じゃが芋大好き、ポテmamaです!
このnoteを開いたあなたは、かつての私です。
結婚して以降、家庭と仕事のバランスに悩み。
子供が産まれたら、子育ても加わりさらに悩み。
子供を育てなきゃ、キャリアも維持しなきゃ。
私の身体はひとつしかないのに…。
どうしたらこの板挟みから脱却出来るのか、色々な情報や経験談を読み漁り模索する毎日。
そんな、かつての私と同じことを、きっと今あなたは考えているのではないでしょうか。
「子供と一緒に過ごしながらキャリアを積めたらいいのにな〜!」
「毎日子供とのんびりしながらお金が稼げたらいいのにな〜!」
どうでしょう?
思っていましたか?
私は、ずっと思っていました。
大丈夫。
それ、叶います!!!(断言)
一緒に解決して、理想の自分・家庭にしませんか?
私が第一子を出産して以降、約10年にわたり悩み続けた「仕事(キャリア)と子育てのバランス」
悩み解決への決定打と、それまでについて。
仕事と子育てに悩んだ、私の10年
ー悩みは、育休明けすぐにー
悩み始めた当時、20代後半。
医療福祉分野で専門職をしていました。
当時の仕事は大好きでしたが、それでも毎日思っていました。
「子供と一緒にいたい・・」
「こんなに仕事をしている私は、良い母親では無い・・」
この頃は、夕食の時間帯まで子供を保育園に預けていました。
仕事柄、時短にしても仕事が減るわけではなかったため、育休明けからすぐにフルタイム復帰でした。
ほぼ毎日、1番最後のお迎え。
先生と一緒とはいえ、広い保育室にぽつんと座る子供を見る度に罪悪感が込み上げてきました。
しかしそんな罪悪感とは裏腹に、こうも思うわけです。
「本当はもっと全力で仕事したい・・」
矛盾しているようですが、どちらの気持ちも本当です。
もっと全力で仕事をして、キャリアを積んで社会に認められたい気持ち。
もっと子供と一緒に過ごして、してあげられる限りを尽くしたい気持ち。
どちらも本心です。今でもそう思っています。
同じように思っている方、多いのではないでしょうか?
ちなみに夫は多忙のため残業・出張でほぼ家におらず…でも安定して稼いできてくれるため大きな文句も言えず。
となると、私の責務は、
起きて支度して朝食作って子供起こして朝食食べさせて園へ送って仕事へ行って仕事して定時で頭下げてあがってダッシュでお迎え帰って夕食作って食べさせてお風呂入れて歯磨き片付け洗濯寝かしつけ………
無理ですよね?
毎日ギリギリですよね?
私は、ギリッギリ(たまに爆発)でした。
そうして当時の自分の中で出た結論は…
"バランスを取るなんて、無理!"でした。苦笑
常に仕事と子育てに板挟み、苦しい毎日。
でも、子供がもう少し大きくなれば変わるかなとも思っていました。
そうだなぁ・・小学校入ったら少し楽になるかな。うん。あと5,6年か。なんとか頑張れそう・・
はい。ずばり、甘いです。
甘いだなんて思っていない当時の私。
この板挟みのままで、なんと小学校入学まで頑張ってしまいました。笑
でも、ですよ。
なぜ小学校入学まで乗り切れたと思いますか?
私が「乗り切れた」と思っていたこの期間。
全ての皺寄せは、「子供」にいっていたのです。
ー小学校入学、待っていたものー
いわゆる「小一の壁」ってありますよね。
我が家、もれなくぶち当たりました。
特に登校時間が遅くなったことが一番の打撃。
朝から1年生を1人家に残し、時間になったら自分で鍵を閉めて登校してもらう。
それが、どれだけ心配か・・
隣近所付き合いの薄い地域のため周りに頼める人もおらず、しばらくは無理だと判断。
子供の登校時間に合わせて一緒に家を出るべく、私が会社に頼み込み、勤務時間を後ろ倒しにしてもらいました。
さて、そうなると帰宅時間は・・遅くなりますよね。今度は学童が開いている時間にお迎えに行けなくなります。
仕方がないので、17時の集団下校というものでお友達と帰ってもらい、私が帰宅するまで数時間1人お留守番というスケジュールになりました。
私個人的には、何より「宿題」がしんどかったです。
学童で終わらせてきて欲しいと声をかけるのですが、遊びに夢中で宿題そっちのけの子供。
毎日、寝る前に宿題をさせて・・丸つけして・・寝る時間は保育園時代よりもずっと遅くなってしまいました。
成長にも良くないし、子供が寝たあとの母の自由時間も皆無・・
保育園時代に引き続きギリギリの生活を続けている頃、なんと第二子を妊娠。
年の差、あいたな〜なんて笑いつつ、育休中は上の子と過ごす時間が増える!と安易に喜んでいました。
そして無事に第二子出産、産休育休が始まりました!
ー育休中の楽しかった記憶ー
育休期間は、今思い返しても本当に楽しかったです。
・上の子に「おかえり」と言える
・赤ちゃんかわいい
・育休明けたら、戻る場所(仕事)がある
特に3つ目は、私にとっては重要でした。
育児していると、社会から切り離されたような気がして・・社会参加したがりな私としては保険のような存在でした。
上の子は学童を退所し、毎日まっすぐ帰宅し一緒におやつを食べる。
お友達と約束して、遊びに行くことも覚えました。
今までしてあげられなかったことが、たくさん出来ている。
本当に充実していました。
でも、育休って永遠じゃないですもんね。
復帰時期がやってきました。
上の子はまた学童へ登録、
下の子は保育園へ通うことに。
幸い、理解のある職場だったためスムーズに復帰。下の子も保育園にすぐに慣れてくれました。
そんな中、仕事中にほぼ毎日電話がかかってくるようになりました。
「お子さんが学童に来ていません」
今日は学童ね、うん分かった、と朝会話をして行くのに、何故か学童をすっぽかし家に帰る子供。
「頭が痛かった」
「間違えた」
そんな嘘っぽい回答ばかり。
学童、嫌なのかなと思い聞くと、
「嫌じゃないよ、楽しい」
じゃぁ何故行かないのか聞くと、黙ってしまう。
2,3ヶ月続き、さすがにもう無理だと学童を退所。毎日、放課後数時間はお留守番となりました。
これは子供が言ったのではなく私の予想ですが、育休中の「学校から真っ直ぐ帰れる」楽しさ・嬉しさを忘れることが出来なかったのかなーって思います。
年齢的にも、学童で集団でわーわーではなく、家で自由に過ごしたかったのかな、と。
育休中、楽しかったもんね・・お互いに。
その頃にはもう中学年だったこともあり、お留守番に関しての心配は少なかったのですが。
懸念点は、「お留守番の質」
お友達と遊んでも17時には帰るので、それ以降はずっとテレビやゲームばかり。
下の子を保育園に迎えに行き、暗くなってから帰ると、電気もつけずに暗闇でゲームに夢中なんてこともしょっちゅうでした…。
ー子供の衝撃の回答ー
ここに来て、小一の壁に次いで新たな壁にぶちあたった私は、子供に相談も兼ねて質問をしてみました。
「今、家で自由に留守番をしているけれど、
それはあなたにとって楽しいこと?それとも仕方のないこと?」
「うーん。どっちでもないかなぁ。」
「じゃぁ、育休の時みたいに、帰ってきたら家にママがいて欲しい?もしそうなら、ママは仕事を辞めたり、違う仕事にすることもできるよ。」
「うーん・・・」
半分は本心でした。
今の仕事が好きで、キャリアを積みたくて続けてきたけど、子育てとの両立に限界も感じていました。
まぁ、でもきっと子供は「家に居て欲しい」と言うだろうから、ここがキャリアの諦めどころかな。
下の子でもそのうち同じような壁に当たることを考えると、数年のうちに働き方を見直さなきゃとは思っていたし、それが少し早まるだけかな、と思いました。
それでも、心のどこかではまだ煮え切らない思いがありました。
ここまで10年以上積んできたキャリア、仕事を辞めたら無となってしまう・・
でもやっぱり子供が大事。
このままの留守番状況を続けていたら、今後どうなるか分からない。
ここできっぱり「家に居て」と言ってもらって、
背中を押してもらおう。
悩みつつもそんな風に考えを巡らせていました。
でも、子供の回答はーー
「ママが好きなようにしたらいいと思う。
ママが、やりたい仕事をやっていいよ。」
ー母、決断ー
心底驚きました。
何も言葉を返せませんでした。
さっきまでの会話の流れから出てくる言葉じゃないな、と思ったんです。
その瞬間、子供が今までどれだけ我慢をしていたのか理解したんです。
「大好きなママが、大好きな仕事」
「ママが居ないのは寂しい」
「でもママには大好きな仕事をしてほしい」
そんな風に考えて、自分の”寂しい気持ち”に蓋をしてきたのではないか・・
きっと、物心ついた頃から、無意識にそうしていたのかもしれません。
私がイキイキと仕事をしてキャリアを積めば積むほど、子育てが(そんなつもりは無くとも)疎かになり、全て子供の心に皺寄せがいっていたのです。
今まで”ギリギリでなんとかやってきた”と自負していた日常は、”子供の無意識の我慢”の上に成り立っていた。
申し訳なさが込み上げると共に、子供の無償の愛を感じました。
その瞬間。
「今までずっと大事にしてきたキャリアって何だったんだろう」と、思いました。
あれほど追い求めていたのに、スッと熱が冷めていくようでした。
もしも想定通り「家に居て」と言われていたら、そうだよねー寂しいよねーと思いつつも、
どうしよっかなーとまだ未練たらたら悩んでいたかもしれません。
けれど、予想外に”肯定”されたことで、
一気に私の気持ちは傾きました。
今の仕事、辞めよう。
そこからは、早かったです。
退職願の提出、後任への引き継ぎ、キリの良い時期での退職。
業務の都合で、実際には決断〜退職まで半年程度ありましたが、あれほど大切にしていた仕事をあっという間に捨てました。
もちろん夫にも相談しましたが、
子供と同じように「好きなようにしたら良い」との回答。
自分でも、驚くような行動力でした。
それほど、子供の一言は
母である私にとって衝撃的だったのです。
ーその後の我が家ー
結論から言うと、現在の私は
「フルタイム時代と同等の収入」があります。
しかしながら、もちろん働き方は大幅に変えました。
現在のところ、
「完全在宅×短時間」で安定しています。
上の子に「いってらっしゃい」も「おかえりなさい」も言える。
下の子はゆっくり登園、早めのお迎え。
多忙の夫にも、以前より優しくなれました。
(家庭を気にせず全力で仕事をしている姿が、
実はずっと羨ましく、悔しかったので・・)
今までの仕事とは全くの異業種に就きましたが、なんと、私のキャリアは断絶されませんでした。
あれほど嫌がっていたキャリアの断絶。
実は心の持ち方ひとつで、継続出来たのです。
その方法については、こちら▽
お読みいただきありがとうございます!
スキ♡いただけると嬉しいです.+*励みになります!
以上、ポテmamaでした🍟💫