2023年12月31日 2023年を振り返ってみる
2023年も終わりを迎えようとしている。
ツイッターでもこういった今年を振り返る系のことをこれまでやったことがほぼなかったので不慣れではあるが、印象的な出来事をいくつか思い出し、ここで一度振り返ってみたいと思う。
私生活周り
リビング周りの家具の新調・整理
リビング周りの家具について、椅子はキャスタータイプの安物を、テーブルは折りたたみ式の幅の狭いものを使用していたのだが、今年の夏にニトリで大きめのソファーとダイニングテーブル、および座椅子を購入し、先日のアマゾンブラックフライデーでは軽めの毛布を購入し環境を一新した。
何か作業をする際は別に置いていたボロボロの学習机に移動して行っていたのだけれど、その必要もなくなりこのダイニングテーブル周りで、家で行う作業のほとんどは完結するようになった。
決して安くない買い物ではあったけれど、その分の見返りは得ることができ、大幅にQOLがアップしたと思う。
多少の無理はしてでも丁寧な生活のために投資をすることは大事とあらためて感じている。
新型コロナウイルス感染
これまでインフルエンザや花粉症などの病気に罹ったことがなく、自分ができる最大限の範囲で感染対策に気を配ってはいたものの、9月中旬にとうとう新型コロナウイルスに感染してしまう。
よく聞かれる味覚・嗅覚障害のような症状はなかったが、まるで針千本飲まされたかのような喉の激痛に襲われ眠ることができないくらい悶え苦しむ。病院で処方された薬を飲んでも全く痛み止めの効果がなく途方に暮れていたが、ベンザブロックの銀色の箱のものが効くらしいという情報を入手し、藁にもすがる思いで購入し服薬したところ、喉の痛みが大分緩和される。
アリナミン製薬にはこれからの人生足を向けて寝ることができないなと、この時ほど感じた瞬間はない。
エレキギター
昨年9月の終わり頃に始めてからというもの、細々としたペースではあるが、現在に至るまでなんとか続けられている。
くるりの「ばらの花」、レミオロメンの「南風」、フジファブリックの「虹」、UNISON SQUARE GARDENの「ワールドワイド・スーパーガール」などの曲にトライした。
自分のセンスのなさも相まって演奏技術も上達速度も大したものではなく、それゆえになんだか気恥ずかしく感じてしまい、ツイッターでも関連のツイートをすることは結局ほとんどなかったのだが、それでも趣味の一つと言ってもいいぐらいにはなれたのかなと思っている。
今後もツイッターで関連のつぶやきをすることはあまりないかもしれないが、自分のペースで続けていきたいなと考えている。
イベント参加系
R-1グランプリ2023準決勝の観覧
昨年に引き続き、R-1グランプリの準決勝を朝日ホールまで観に行く。
とても面白かった。
ピン芸というものの良さが凝縮された準決勝だったと思う。
ピン芸というのは漫才やコントのように芸種としての大まかな型が決まっておらず、一人の演者が立っていれば何でもありの芸である(と私は認識している)。
その縛りのなさゆえに、ことコンテストにおいては見づらさがあり、それがM-1グランプリやキングオブコントなどの他賞レースに比べ、R-1グランプリがコンテストとしては今ひとつ盛り上がりに欠ける一因になっているのだと思う。
だが、ピン芸のその性質は、裏を返せば無限の可能性があるということでもある。
そして、一人の演者があらゆることを考え工夫し、目の前のお客さんを笑わせるために芸を披露し、演者一人の熱量がダイレクトに伝わってくるピン芸という演芸は、漫才やコントにはない魅力があると思う。
2024年大会から、2021~2023まで課されていた、10年以内の芸歴縛りがなくなり、従来の芸歴無制限に戻るとのこと。
芸歴制限が撤廃されることで、あらゆる面で大きな変化がもたらされるのだろう。
そんな新しく様変わりした大会を楽しみに、今年もR-1グランプリの準決勝を観に行きたいなと思っている。
Extreme Hearts × Hyper × Stage
2022年夏クールに放送されたテレビアニメ「Extreme Hearts」のファンイベント。
この日のために、それまで一度も着ていなかったフルグラTシャツを着るオタクとして会場に来る。
この「Extreme Hearts」というアニメは、世間的な認知度はどうやらそこまで高くはないようであるものの、こと自分のツイッターのタイムラインとそのフォロワーのフォロワーくらいまでの距離感においてはまるで天下を取ったかのような人気の博し方をしている印象であり、邦楽でいうところのthe pillowsやNUMBER GIRLな立ち位置にいるアニメーションかもしれないと、自分の中で勝手に認識している。
ツイッターで「Extreme Hearts」の魅力を日々語っていたり、たまに見かけるハンドルネームに「Extreme」とつけている方々もこの空間の、すぐ近くにいたりするのかなぁと想像が捗って、不思議かつなんだか面白い気分になったりもした。
ライブパートにおいて、とある曲の披露の最中に音声トラブルによる中断というとんでもないアクシデントが起きてしまうのだけれど、その間の演者さんの精一杯の盛り上げのみならず観客席からの声援・アクションとも融合した奇跡的な展開は一生忘れることができないだろうなと思う。
最後の方にキングレコードの社長からのお手紙を読み上げる場面があったのだけれど、そこで「『Extreme Hearts』はお世辞にも大ヒットしたわけじゃありませんが〜」と自ら言及していたのがなんか良かったというか、売上には繋がらなくても作品としての面白さとファンからの愛され方には確かな自信を持っていることが逆に伝わってきて、それがとても嬉しかった。
もし次にライブイベントがあるのであれば、その時は今回は聴くことのできなかった「大好きだよって叫ぶんだ」を聴きたいなと心の底から願っている。
BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there at SAITAMA SUPER ARENA(2日目)
2019年のaurora arcツアー at 東京ドーム(1日目)からおよそ4年ぶりにBUMP OF CHICKENのライブに参加。
いやぁ本当に良かった。昔の曲から最近の曲まで満遍ないセットリストだったのだけれど、どの曲も今のBUMP OF CHICKENだからこそ出せる魅力に満ち溢れていて、BUMP OF CHICKENというバンドの凄みをあらためて感じるライブだった。
席は、アリーナ席の前の方だったのだけれど、メンバーがアリーナ側まで移動して演奏を披露する時間が何度かあった。
その時間では半径3メートル以内であろう至近距離にBUMP OF CHICKENのメンバーがいて、「果たして本当にこれは現実なのだろうか・・・?」と頭の中で反芻し、そして気持ちが昂りすぎて卒倒しないよう、ひたすら気を張っていた。
BUMP OF CHICKENのライブに行くとどうしても心が乙女になってしまう自分がいるね。いいじゃないか、いいじゃないか。
the pillows LOSTMAN GO TO CITY 2023-24 at HEAVEN'S ROCK 熊谷
the pillowsのライブはコロナ禍においてもリバイバルツアーへの参加などしていたが、コロナ禍が開けてからは今回が初の参加。
本当にめちゃくちゃ良かった。
セットリストもバンドのパフォーマンスもMCも何もかもが最高で、一周回ってthe pillowsというバンドにビビり倒していた。
このバンドのおじさん達は一体いつになったら落ちぶれるのだろう。「日々のうた」の歌詞よろしく、"時がたって僕は必ず落ちぶれる"んじゃなかったのか、とthe pillowsのライブに参加するたびに真剣な疑問を抱くやつを、また今回も繰り返している自分がいた。
2023年を振り返って
今回の記事ではあえて書かなかったものの、2023年はそれまで勤めていた会社の経営方針・組織変更のための労働環境の大幅な悪化や、それに伴う転職等による私生活のゴタゴタに終始引っ張られたこと、また新型コロナウイルス感染に見舞われたこともあり、無気力かつ低調な1年だったという印象だった。
しかしこうして振り返ってみると楽しかったこともあり、決して悪いことばかりの1年でもなかったのかなと今は思っている。
でもやっぱり2024年はもっと楽しい1年にしたいですね。
2024年の自分に大いに期待!
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