【財務分析 Vol.59】 ファーストロジックの「不×富」

すらまっぱぎ!うっちーです(@Life_is_UpToYou)
インドネシアからお送りいたします。

従来の"当たりまえ"を破壊し、新しい"当たりまえ"を作った会社を、メインモデルとして取り上げていきたいと思います。(すべてでない)
テーマは"Think Different"です。(Apple)

今後は三部構成にて、内容展開していきます。

①ビジネスモデルを見て、その会社の裏側を理解する。

②結果の数字はどのような形になっているかを把握する。

③未来はどのようになっていくだろう、と予測してみる。


Vol.59 『ファーストロジック』
理念:「社会の発展に貢献する」
ビジネスカテゴリー:サービス

①不動産プラットフォーム

こんばんは。午前中にカフェラテトールサイズ、午後にアメリカーノグランデサイズを飲んでしまい、刺激物に弱い体が震えています。笑(コーヒー大好きなんだけどな。。。)

またスタバに充電器を持っていったけど、変電のプラグを忘れて充電できずじまいでした。笑

そうです、インドネシアもモールが復活し、席数制限はあるもののスタバのイートインが可能になったので外に出ています。たまに外、たまに家のバランスがあった方が集中できるかなーと思う今日この頃です。


さて、今回は不動産プラットフォームの「ファーストロジック」さんです。

不動産を利用目的(購入や賃貸)の会社やサービスが多くある中で、投資家向けに展開するという「気付いているけど気付いていない」ビジネスのスキマをついた素晴らしいスキームだと思っています。

この投資家向け不動産プラットフォームは、不動産投資ですのでターゲットは自ずと富裕層になり、一つの取引で大きな利益を生むことが可能であるからこそ、情報・マッチングとしてのプラットフォームに価値がつきます。

一見ありそうでない「こんなものがあったらいいのに」気付くことがファーストステップ。そしてそれをスキーム化してマネタイズ。最後にマーケットに落とす。こういった事例を見ているとすごく勉強になります。

②③ファーストロジックの財務分析

画像1


収益性 ★★★★★
安全性 ★★★★★
生産性 ★★★
成長性 ★★★★

不動産プラットフォームなので、有形固定資産はほぼありません。無形資産もそこまで大きくなく、現代の会社が目指すべき理想的な状態のように思えます。(すごい財務体質ですよね。笑)

収益モデルも狙い通りというような高収益となっています。不動産利用目的の一回きりの付き合いと違い、投資なので継続的なサービス展開できることも販促費を減らし、より高収益を実現していると推察できます。

CFからは攻めから健康経営へと移ってきており、株主価値を上げてきていることがわかります。(自己株買いはいろんな意見がありますが)

また利益剰余金推移を見てもその成長性がわかります。

今後としては、特に日本においては不動産投資の需要が高まってくると予測ができます。デジタル貨幣に預金課税、アメリカのような国民課税など、お金を持っていることに対しての課税がかかることが予想できるからです。

そうなった時に、お金を資産に変える動きが出る。そのひとつに不動産があるわけですね。

投資者が増えてくると同時に「ファーストロジック」の手掛けるプラットフォームの需要も高まり、まだまだ成長していくのではないかと感じています。


過去の資料である財務諸表から結果を読み取り、その原因を考えみると、その企業や経営者の意思が垣間見れます。

一緒に財務の観点から物事を把握できるよう頑張りましょう!


参考
財務分析項目について下記サイトがすごく便利です!是非活用してみてください。

財務諸表ハック|各種企業財務チャート、複数社比較も簡単にできるXBRL財務分析ツール
財務諸表ハックは、XBRLをベースに企業財務情報を財務分析チャート、帳票に展開するWebアプリです。
www.tukuttemiru.biz


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