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ぽてとの夏休み2024 #2「極楽浄土坊主」


1日目・午後の天気:くもり、山は雨



はいオーラーイオーラーイオーラーイ

首都高の高架線の工事してません。


の方ではないです。ただの観光客です。


僕が訪れたのは、岩手県宮古市にある景勝地・浄土ヶ浜。


透明度が高くて波が穏やかなのが特徴で、昔の人がここを見て

「なんやこれ!まるで極楽浄土や!」

と言ったことに由来するらしい。

※この人が彦摩呂さんだったというのは諸説なし。

僕も眺めてるうちについ惚けてしまった。

にしても曇りすぎだな。


そんでどうやら小型船で付近の洞窟探索に行けるということで

見ての通り、すんごい楽しそう〜!


完全防備でレッツラゴー!


ウミネコにたかられつつ、洞窟を目指す。

鳴き声がネコに似てるからウミネコ。


最初は鳥の鳴き声にしか聞こえなかったけど、だんだん「ミャオー!」に聞こえてきた。

確かにずっと聞いてたらネコの鳴き声に思えてきた。

たぶんウミネコと名付けた人も、うんざりするほど鳴き声を聞かされて、もうネコだかウミネコだかわからなくなったんじゃないかな。

僕も、もはや最後にはウミネコに猫撫で声で話しかけてたし。



んで小型船に揺られること5,6分、洞窟に到着。

中は強く波打ってて、ちょっとガス臭い。


でもひんやりしてて気持ちいい。


「お客さん、振り返ってみてください」

船頭さんに促され、パッと後ろを見ると....

青い!!!


太陽の光が差し込んで、洞窟の中の海水が青々と輝いていた!

なるほど!これが「青」たる所以か!

そう、実はここ、通称「青の洞窟」と言うらしい。

どこか神秘的な深いエメラルドブルーに魅せられて、僕は船上でうっとりしていた。

青の洞窟の美しさを堪能したのち、僕らはウミネコとともに帰港。

15分ほどの船旅ではあったが、とても満足できた!


岩手の極楽浄土にてどっぷり癒されたぽてと御一行は、浄土ヶ浜をあとにして宿へと向かうのであった。

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