サザエさん×半沢直樹
10/24(木)
天気:くもり
「やられたらやり返す、倍返しだ!」
このセリフ、思ってたよりもポンポン出てきてビックリしたよ〜。
どっかのシーンの名ゼリフとかじゃなくて、自身の流儀ってことで半沢は作中でこのセリフを何回も言うのよね。
「『やられたらやり返す、倍返しだ』、これが俺の流儀だ。」
という「しっとり倍返しだ」なんてのもあったし。
思いのほか言いすぎてたから、僕も思わず
「おい半沢、返しすぎだ!」
と言い返しそうになったわ。
ってことでね、ついに僕はあの大人気ドラマ「半沢直樹」に手を出したのよ。
ずーっと観たかったけど、きっと際限なく観てしまうだろうと思い、なかなか踏み出せなかった。
で、いよいよ第一話を観たのだが、予想通り止まらず。
半沢で始まり半沢で終わる一日になってしまった。
感想はひとこと、面白すぎる!!!
もうこれに尽きるでしょ。
一人の銀行マンが巨悪と対峙して奮闘する勧善懲悪モノ。
テーマはシンプルだが、同期や周りの人たちとの絆や組織のめんどくささ、金融業の興味深い面なども描かれていて
かなり重厚で濃密なストーリーになっている。
加えて、演技の熱とセリフ量もとんでもなくて....
まあその辺はもう有名だし、改めてここで話す必要もないわな。
今回は、観た上で僕がどうしても言いたいことを一つ、ここに記す。
これを「日曜劇場」で放送しようと言った人、神采配だろ!!!
いやね、恥ずかしながら僕は社会人経験がないんだけど
でもそんな僕ですら、奮闘する半沢やその周りの人たちの仕事に対する熱意や誠意に、なんだか胸がグッと熱くなって
「頑張らぁ!!」となった。
きっとサラリーマンたちはなおさらだ。
「仕事に優劣、勝ち負けなんてない。それぞれが素晴らしいんだ!」
「全力で社会のために働く会社員はカッコいいんだ!」
このドラマを観ているとそんなメッセージが感じられる。
プライドをもって働くサラリーマンたちへの応援歌、または賛歌と言っても過言ではない。
「半沢直樹」が放送されていた時期は、本来憂鬱なはずの月曜の朝、胸張って元気よく出社する人が絶対に多かったと思う。
世間には「サザエさん症候群」なんて言葉があるけど
※サザエさん症候群・・・「サザエさん」が放送される日曜の夕方から深夜に「翌日からまた通学や仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になること。
きっと当時は「半沢直樹症候群」が流行していただろう。
これは「サザエさん症候群」をいとも簡単に凌駕してしまう、実にサイクゥの病だ!
「『半沢直樹』は日曜劇場の枠でやろう」
そう提言した人に大拍手!
いったいどれだけのサラリーマン、学生たちの心の支えになっただろうか。
僕もこれから自分の道に迷ったときや見失いそうになったときは
「半沢直樹」を観て、揺るがない自分というものをもって生きていこうと思う。
サイクゥのドラマでした!!
ちなみに暫定ではあるが、僕の中の三大ドラマに名を連ねた。
「アンナチュラル」「JIN-仁-」「半沢直樹」
こうやって見ると、全部TBSドラマじゃんね!
さすがにこれは “ドラマのTBS ” だわ。
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