思い出×ラーメン
10/5(土)
天気:不安定
思い出補正・・・過去に見た作品や出来事を美化し、実際より良いものだったと思うことを表すネットスラング。
まさか「思い出補正」を凌駕する事があるなんて、僕は思いもしなかった。
昨日友人の車で訪れた茨城のラーメン屋。
そこは学生時代に何度か来たことがあるお店で、美味しさは折り紙付。
ドロドロで濃厚なラーメンがたまらないのよなあ〜。
とはいえ最後に食べたのは4年ほど前、細かいことはあんまり覚えてない。
とにかくめちゃくちゃ美味しいっていう記憶だけが残っていた。
だからもしかしたら「思い出補正」の可能性も考えられる。
美味しいのは美味しいけど、実はそこまでではなかったんじゃないか...?
少し不安を覚えつつ入店。
僕は以前食べたのと同じ、お店一番人気のラーメンの食券を購入して、店員さんに渡した。
んでそれほど待たずに、ドン!
これは...商品名・サイクゥラーメン?
美味そうすぎるだろ!!
こんな太麺で、ここまでいい匂いだったっけ?
もうこの時点で自分の記憶と違ってた。
写真撮影もほどほどに入箸。
ズルリ...
キィーーーーーーーーン
顎の奥から脳にかけて響き渡る異音。
これは僕が衝撃を受けたときのサイン。
意味はこうだ。
「美味すぎる!!!!!!!」
シコシコ食感で噛むだけでも美味しい太麺に、まとわりつくドロドロの汁は濃厚な煮干しの香り
これガムなら一生噛んじゃうぞ?!
サイクゥラーメン美味すぎる...。
思い出の中で美化されていた味わいは、いい意味で裏切られる形となった。
みなさんも「よく通ってたから」とか「印象深い味だったから」という理由で思い出補正がかかり
「ここはマジで美味い!」
と思ってるお店ってあるだろう。
ぜひ改めて訪れてみてほしい。
今回の僕のように、シンプルに美味すぎて思い出補正を超える可能性がある。
こんなに幸せなことはないよ〜。
幸せな気分になりながら茨城を後にするぽてとであった。