66. 看護学部に入るために必要だったこと
①成績
GPAが低すぎるとだめでした。2.3以上であれば大丈夫、と友人は言っていましたが、成績は良い人が多いです。
②事前に取るクラスを1年~1年半
・解剖学・化学・微生物学・心理学・大学の基礎のクラス(英語とか第2言語とか)を取って、その成績が必要になります。私の場合、初めは違う学部にいたので、ここに2年かかってしまった。でも、英語のことを考えたら、この2年は必要だったと思う。こちらの学生の多くは、高校で先に大学のクラスを取っている人も多いので、半年や1年でここを通り過ぎる人も多いです。
③ボランティア&履歴書
ボランティアの経験を書く必要がありました。たまたま、こちらに来た最初の1年、何でもやってみよう精神でボランティアをしていたので、それを経験として書くことができました。
④面接
1:2の面接がありました。私はどうしてもの用事があったので無理を言って、オンラインインタビューをしてもらいました。他にも遠くに住んでいる人はオンラインでよかったそうです。聞かれた内容は、こんな時どうしますか?という質問で、具体的な説明をする必要がありました。正直、全然何を言っているのかわからず、3回ずつくらい聞き返したあげく、どういう意味ですか?と聞いたのはもはや伝説に近いと思う。なので、今でも正直何を聞かれたのか、全部覚えていない。日本の時のは覚えているのに!
アメリカに来て1週間くらいのころ、こちらで看護師をしていらっしゃる方とお話する機会があり、いかに留学生として看護学生をすることが難しいか説かれました。英語も全然わからないのに病院で実習なんてさせてもらえないよ!と。
でも、英語が分からない環境にいい意味でも悪い意味でもなれたのです。わからなかったら、聞けばいいし、伝わらなかったら、その時は自分を捨ててダンスなり絵を描くなり、文明の利器をありがたく使わせてもらお!と思うようになりました。
今はただ、看護学部での2年をやり切ること、仕事を見つけること、次のステップに向けてとにかく毎日頑張ること、が目標です。そして、英語でのコミュニケーションと、英語関係なく、自分と相手を大切に人と関われるようになること、がこの留学の最終目標です。