あなたはもっと自分を信じていいよ
前回記事も少し関わるので、お時間がある方はぜひこちらもどうぞ。
今回の記事も政治やメディアに関わるけれども、もっと個人の在り方に焦点を当てていくね。
エジプト出身のフィフィさんのことは前から好きなんだ。外国人の視点をもちながら忖度なく日本の政治や世の中の出来事に対して意見を言う姿はかっこいい。
自分はずっと彼女の発信を追っているわけではないし、発言の全てに賛同できるわけでもないけれど、間違いなく尊敬する人の一人なんだ。
先日Xにこんなポストがあったのよ。
私が留学していた1998年頃のアメリカは特に危険を感じなかった。例えばジュリアーニが市長を務めていた時期のNYなんて、地下鉄のラクガキも無くなって、女性1人でも乗車できた。ただSNSのタイムラインに流れてくる今のアメリカは暴力と薬物中毒と…本当に怖い。なんでこんなに治安が悪くなったと思う?
— フィフィ (@FIFI_Egypt) January 26, 2025
あなたはその原因はなんだと思う?
ぜひ意見をもってから記事を読み進めてほしいな。
私はカナダのトロントで生活していて、正直にいうと思っていた以上に治安はいいなと感じているよ。
それでも発砲事件や爆発物のニュースは時折流れてくるので私が巻き込まれていないだけとも捉えられるかもしれない。大麻が合法化され、街なかにある大麻ショップはコンビニより多い(というか日本のコンビニの数は異常)。世界でも有数の移民国家、その最たる場所トロント。よいとみるか悪いとみるかはそもそも人次第なのかもしれないね。
一方で世界のニュースをみていると、現在多くの国で政治も国民の生活も不安定な印象を受けるよ。
先のフィフィさんのポストにも移民や政治家を問題にあげるリプライが多かった。ぜひ自分の目でもどんな意見があるのか見てほしいな。
私もリプライを送ったんだ。内容は以下の通り。
昔はもっと一人一人が自分の人生を大切に一生懸命生きていたんだと思います。
— Kazu_Dialogue🏳️🌈 (@riceroom222) January 26, 2025
物質的に豊かではなくても。
テクノロジー、インターネット、SNSが発達して、「答えらしきもの」「正解らしきもの」に縛られて、誰かや何かに依存して、比べて、
自分を大切にできなくなっているのではないでしょうか。
政治的ないろいろな問題はあれども、別の問題は過去にだってあったはず。現在は一人一人が自分軸で生きにくくなっている時代なんじゃないか。個別具体的な問題よりも、こっちの方が根本的な原因な気がするよ。
インターネットで海外の生活を知って憧れたり、SNSでキラキラしたものと自分を比較して落ち込んでしまったり。日本の未来は暗いというニュースをみて、悟った気になって、賢ぶったりしてしまったり。もしくは絶望したり、この世界を壊したくなってしまったりして。
インターネットは素晴らしいものだけれど、それをコントロールする自分を見失い始めたら、それはあなたがコントロールされ始めていることを意味するかもしれない。
私は日本人の勉強に対する意識にとても疑問を感じているんだ。
それは自分が、学生の時も、教員時代も、退職した今も。
勉強する理由はいい大学に入るためでもなければ、いい会社に入るためでもない。
誰かに人生の主導権を握られないため、自分がよりよい人生を送るためなんじゃない?
そしてただ、テキストを読む、暗記した答えを書く、ニュースを聞く、本を読むのは勉強じゃない。
自分の今までの人生経験を総動員して解釈しなくちゃだめなんだ。
学校の先生達は尊敬できる人達ばかりで、その尊敬はどんどん深まるばかりだけれど、「学校」というシステムの中にいると、どこかで主導権の握り合いをしている気がしてしまう。
本当に大切なことは、子ども達が自分の力を信じられるようにしてあげること、自分の力を先生がいなくなったって自分で磨き続けられるようにしてあげること、この汚れた世界を生きていけるように導いてあげること、その一方で自分も関わり合いを通してその姿を見せるあげることじゃないのだろうか。
うるさいやつは厄介だから怒鳴り散らす。障害がある子はみんなと同じことができるように助けてあげる。初任の先生は辛くても「みんな」そういう時期があるからと放っておく、若しくは次第に慣れてみんなと同じようにできるようになるからと励ましてあげる。あの先生はちょっとおかしいから放っておこう。去年やった行事を、学年の決まりをそのまま続けていく。だって教員の仕事って忙しくて、それが効率よくて一番いい方法でしょ。
本当にそうですか?
部活は時間外なのに教員が担当するのは辛い。どんどん時数が増えてきて教材研究する時間がなくて辛い。あゆみを書くのは労力に見合わない。
私からしたらガッツリ無くしたらいいと思うんだ。
そして限られた時間内に、限られた内容で、いかに子ども達に人生における大切なことを伝えられるか、そこにこそ教員としてのプライドを注いでほしいんだ。
けれども、保護者の想いがあるし、子ども達のためだし、昔からやってきたし。
教員自身だって何かに縛られて安心したい部分があるんだと思う。
多様性、LGBTQ+、一見素晴らしい響きに思える。けれども私には主導権の奪い合い。殺し合いに見えてしまうよ。
そもそも生まれながらに一人一人が違うんだから。新しい名前をつければつけるほど、新たな差別が生まれていくよ。
生まれた瞬間からみんな一人一人が違うんだから。けれども大事なのは、同じ地球で、国で、会社で、家庭で違うモノたちと共生していくことじゃないのかな。
私はAIにも関心があるのでニュースを追っている。これもつい先日のポストだ。
【速報】 中国発の無料AI 「DeepSeek」がChatGPTを追い抜く https://t.co/onOdrBMj5U pic.twitter.com/2fTfV6CGJg
— チャエン デジライズ CEO (@masahirochaen) January 27, 2025
中国のAIがChatGPTを凌ぐ勢いで成長していて、アメリカ企業も大打撃を受けるかもしれない。
アメリカがパワーバランスを調整している世界は突然終わりが来るかもしれないよ。
「AIが人間の職を奪うかもしれない」
みたいなニュースを聞いてるだけじゃなくて、もっと深いことを自分で調べて考えないと、どんな大企業に入ったって本当に10年後には職がないかもよ。
いろいろな人やモノと関わって自分を広げることは本当に大切だと思うよ。
喋りすぎて他人の意見を聞かない人は成長しない。
一方で「無知の知」を理解するが故に積極的に喋らない人もいる。
「何を言うかは知性」
「何を言わないかは品性」
とは言うけれど、やっぱりまずは人やモノ、相手を知ろうとすることから始まると思う。
相手の価値観に合った言葉を選べる人は強いよ。
自分は29年間自分自身と病むほど向き合い続けて、自分の人と違うところ、異常なところ、天才性に気づけたんだと思う。
人は誰しも、違う個性があって、一人一人が何かしらの天才性の種をもっているけれど、それを信じ水をやり続けるのはなかなか難しいと思う。
一人一人に違う色があって、自分が一番綺麗に光り輝くために、磨き続ければいいだけなのに。
「常識」や「答え」を振りかざされて、いつか「大人」になってしまうんだ。
あなたの人生の答え、あなた自身の本当の色を知っている人なんてこの世に一人もいないのに。
情熱を燃やし続けることだと思う。
特に20代は心がワクワクすることに死ぬ気で取り組んだほうがいい。でもそれは死ぬまでそうしたらいいのかもしれないよ。
自分軸を信じて進むのはときに怖いけれど、深めれば深めるほど、より深い価値観で世界をみることができる。
今までわからなかった他人の気持ちもわかるようになる。
許せなかった人が許せるようになる。
強くなれる。
優しくなれる。
人を救うことができるようになる。
電車や漫画や映画やゲームやAVの料金をちょろまかして無料で楽しむことは自分の感性を錆びつかせると思うよ。
経済的にそうしちゃう気持ちはわかるし、私だってまったくしたことがないわけじゃない。セール品にだって惹かれてしまう。
けれどもそれはその裏にある、死ぬ気で作った作者への感謝を忘れさせる行為なのかもしれない。
人への、何かの裏にあるものへの感謝を忘れた人は成長できないと私は思う。
自分が、他の人からお金を払ってでも会いたい!みたい!聞きたい!と思われるような魅力を発信できるモノになるのを妨げると思う。
だからまわりの人や関わるモノには感謝を忘れずに生きることもすごく大切だと思うんだ。
自分は教育への情熱が今でもメラメラ燃えているけれど、自分の強みを生かした方法で突き進みたい。
本気で世界を散歩して出会ったモノと対話しつづける旅人になるし、インフルエンサーも目指すよ。
お金稼ぎじゃなくて、人の心に火を点けるモノに。
世界旅行なんて「キラキラ」したものなんて羨ましいなと思うかもしれないけれど、安心して。そんなにキレイじゃないから。
できるだけ誰も殺さないように、飛行機にも車にも乗らず、一歩一歩ゆっくり歩きながら、それでようやく足元のアリをギリギリ殺さずに済むかもしれない。
そんな命の奪い合いのリアルがそこにあるから。
野生動物に出会って友達になれるかもしれないし、肉食動物に襲われるかもしれないから。
話す言葉も全然違うけれども、一緒にいるうちにだんだんとわかってくる。
好きな食べ物も、好きな運動も、好きな趣味も、好きな映画も、好きな宗教も。
どうせ解りあえないと決めつけたら絶対に解りあうことはできない。下手したら殺されるかもしれない。たしかにそうだ。
でも、違う動物だって、違う人種だって、違う宗教の中にだって、相手の価値観を大切にしようと思うモノだっているはずだ。
私はどんな人間だって、どんな人種だって、動物だって、木や海だって、道路や椅子だって、AIだって、宇宙人とだって、対話できるし友達になれると思うタイプの変人であり、変態であり、天才なんだと思う。
街なかを歩きながら世界を「見る」のではなく、五感を使って感じると、いろいろな名もなき声が聞こえてくる。
私は変態的な博愛主義で、天才的な対話能力をもっているんだと思う。
こんなに素晴らしい才能をもっているのだから、水をあげ続けよう。それを磨き続けていこう。
私のやり方が気に食わない人も中にはいると思う。けれども、磨き上げた宝石の美しさにはどんな人だって心動かされてしまうかもしれないじゃない。
私は私という宝石の宣伝はあまりしたくない。お金の匂いは危ないサインだ。とにかく誇り高く、磨き上げつづけることに価値がある。その宝石の輝きには誰だって引き寄せられてしまうと信じているんだ。その中に自分も磨いていこうと思う人がもしいたらそれはとても嬉しいことなんだ。
そういう意味では私の冒険は「美しく、綺麗」なものになると思うんだ。
日本にだって、あなたの住む県だって、あなたの会社にだって、家庭にだってそういう「美しさ」は必ずあるはずだから。
だから人と比べないで。
自分の人生に情熱を燃やして。
人に期待しすぎちゃだめだ。それは自分の人生の主導権を人に任せることだ。
自分が他人に期待しなくてもいいくらい強い人間になればいいんだ。
情熱を燃やし続けよう。
みんなが情熱を燃やせば、きっと世界は少しずつよくなっていく。
そうは思わない?