学校は電車と一緒だよ。

YouTube動画をみてて
今が辛いとコメントしてた学生さんへ

私も学生のとき、苦しくて、生きる意味がわからなくて、死を考えることもあった。誰も本当に自分を理解してくれる人はいないと思ったから。でも環境を変えていい仲間に出会えた。それでもずっと居続けられなくて新たな環境にまた移っての繰り返し。出会った仲間とは遠くなってしまうけれど、心では繋がってるのかなと思う。

コメントを書いてくれてありがとう。あなたはあなただよ。どうしても書きたくなったことを綴ります。長いし気持ち悪いかもしれないけれど、もしよかったらみてみてください。

学校なんてたまたま同じ電車に乗り合わせた他人みたいなものって誰かが言ってた。

決まった時間通りに運行してる電車内。
もともと知り合いの人、そこでたまたま仲よくなる人もいるけれど、多くの他人同士は話さない。スマホ、音楽、ゲーム、読書、睡眠で自分の世界にいる。でも完全に無関心じゃなくてうっすら気遣いあってる。

たまには貴方から見て変だなあ、関りたくないなあと思う人も乗っている。見た目は大丈夫そうでも本当は辛い人もいる。
貴方は学校という一時的な乗り物においてそのようなちょっとだけ「イレギュラー」な乗客なのかもしれない。

変人だって電車に乗る権利があるけれど、乗り合わせによっては、嫌な顔をされ、喧嘩が起こる。
途中で気持ち悪くなって吐いてしまってもやっぱり嫌な顔する人がいる。案外他人の辛さって考えたこともないからどう助けたらいいかもわからない。

そんなときは一旦降りればいい。吐き気が治まったらまた乗ってもいい。次の電車には友達になれる人が乗ってるかもしれない。ここが自分の場所じゃないなと思ったら行き先を変えればいい。バスや車や徒歩が好きならそれもいい。今日はやっぱり無理だと一旦家に帰って寝てもいい。
電車ってただの移動手段のひとつだから。全然おかしいことじゃない。

誰しもがどこかでは変人だし、見えない変人な部分をもっていると思う。そういう意味では貴方はとても普通な存在とも言えるんじゃないかな。生きる辛さがわかる人は他人の辛さがわかる優しい人だと私は思うよ。

人生の目的地は自由だから、ずうっと同じ電車に同じ人と乗っている人はいない。
どこに行ったらいいのかわからないから取りあえずたくさん人がいるところについていくけれど、違うなと気づく瞬間が誰にでもくる。大切な人が見つかって同じ行き先へ一緒に向かうこともある。でもまた別れが来る。

ここが私の場所だと気づいたときに止まればいいし、また動き出してもいいんじゃないかな。

だから無理に頑張らなくていいんだよ。あなたはあなただよ。