【衝撃】無能社員を量産する「ピーターの法則」を知ってモチベを維持
何を隠そう、僕は会社でこんなことを感じまくっています。
はじめのうちは「あの人も昔は頑張ってたんだろう」とか「昔の基準では有能だったんだろう」とか色々考えていました。
しかし、自分自身が管理職になっていく中でそんな無能社員を生み出してはかわいそうだと思い、学んでいくと「ピーターの法則」という衝撃的な法則が存在しました。
僕と同じように無能上司に憤りを感じている人は気持ちが楽になるので是非、知っておいてください。
ピーターの法則とは
はじめにピーターの法則を簡単に解説します。
会社や組織を構成といったコミュニティ内での労働に関する社会学的な法則の1つがピーターの法則です。
簡単に説明すると上記のような流れです。
無能が生み出されるメカニズム
ピーターの法則を会社に当てはめて考えると、会社で無能が生み出されるのは、以下のような流れです。
上記ような人は、あなたのまわりにいないですか?
僕の働く会社ではかなりいます。
そしてもうひとつ、無能社員を生み出す重要な要素として日本企業の多くに「降格制度」が無いということも挙あげられます。
無能を生み出す企業の昇進制度
みなさんの働く会社では、「降格制度」はありますか?
対して、「昇進制度」はあるでしょうか?
僕の働く会社では、「昇進」はあるけど「降格」はないです。
外資系の企業など成果主義の厳しい企業は別として、日本の企業の多くで降格制度がない企業は結構多いです。
上記のように企業の制度によってピーターの法則が適用されやすくなる場合があります。
まさに僕の働いている会社はこんな感じです。
無能を生まないための2つの方法
では無能を生み出さないためにはどうすればいいか?
ピーターの法則を理解して、以下のような方法を取りましょう。
方法①:昇進ではなく昇給させる
現在の地位やポジションでパフォーマンスを発揮している社員は、無理に昇進させずに、昇給だけさせるという方法があります。
ピーターの法則に沿って考えると、成果を出していることと、役職やポジションを同列で考えてはいけません。
上記のように、仕事の成果と与えるべきポジションは別の評価軸を持つことも大切です。
方法②:降格制度をつくる
ふたる目が降格制度の制定です。
当然ながら無能を降格させることでポジションを下げるわけですから、その無能社員は「また出世しよう」と頑張る機会が生まれるわけです。
ただ、この「降格制度」をつくることは非常に難しいです。
まさに2番目のような現象は、僕の働く会社でも起きています。
既に決裁権を持っている無能上司たちが、自分たちの地位を守ろうと必死に制度の導入を拒否してきます。
こうしてまた無能社員が生み出されてしまうのです。
有能であり続けるための考え方
ピーターの法則を理解している人は、これを逆手に取って動くことが可能です。
上記ように昇進を拒否して、現在の地位やポジションに留まる人がいます。
昇進を拒否することで有能社員としてあり続けることができますが、昇進を断る理由として自らを無能と取り繕う必要が出てきます。
こういった人を創造的無能と言います。
企業は創造的無能で成り立っている
結論、企業というのはこの創造的無能で成り立っています。
有能な社員は、無能にはならないように昇進を拒否して創造的無能であり続けます。
ただ仕事の対価である給料が自分の努力に見合わないと感じた場合、当然有能は転職していきますので、企業はそれを理解して制度をコントロールする必要がありますね。
まとめ
本記事のまとめです。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは本記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。