ディアブロシス型ドライトロンの展開メモ
この間のOCSで使った構築のメモ。
元々5月に選手権の店舗で使う予定で、結局展開ルート作るだけ作ってその後一度も公認もCSも出ずに終わってたものなのである程度展開ルートの精査は終わっている状態。
以前から使っているパーシアス型のギミックも混合できるのですが、先攻展開のためだけに使うEXが13枚くらい必要になるので今回は一旦不採用。その他にも《天斗輝巧極》と《ベアルクティ・ビッグディッパー》を抱える都合上、《緑光の宣告者》と《天空の歌声》まで採用するとコンボパーツの枚数が許容範囲を超え出すという課題もある。
ディアブロシスを抜いて《天極輝艦-熊斗竜巧》だけ残すなど、いくつか考えられる構築があが、今回はコンセプトの確認をしたかったこと、ピュアリィが環境にいる都合上裏目を押し付けられる《閉ザサレシ世界ノ冥神》と《ブラック・ローズ・ドラゴン》の採用が必須であると考えたためこのリストとなった。
とはいえ環境の変化で採用が変わる部分なので、このあたりは今後柔軟に選択可能という認識。
率直な感想として
「基本的には5妨害の組み合わせパターンを考えるとパーシアスプランは戻したい」
「ただデッキに3枚しかない神巫の組み合わせ初動のために2枚のコンボパーツ(歌声+緑光)を入れたくもない」
「結論どこまで入れるべきかはまだ判断がついていない。次CS出るなら一旦パーシアスに戻してディアブロシスだけ抜くかも。ブラロをサイドに落としてディアブロシスをout→ダグザ/パーシアスをinが良さそう」
というのが総合的な評価。後述の通りバン+アルの枚数が増えるだけで恩恵は十分に受けているので、ディアブロシスは本質ではなく、融合ギミックだけの出張採用でも良いと感じた。
あとはゴミをどこまで許容できるか次第で、オオヒメ+伝承を入れても気にならなかった人は融合ギミック+パーシアスギミックを入れる感じが一番パワーは出るはず。先攻7妨害/後攻手数十分/それなりにゴミたっぷりというデッキに仕上がるため、安定性を重視したい人には相応の取捨選択が求められる。
展開ルートのメモ
パーシアス型の話ばかりしばらくしていたので、パーシアスを採用しない場合の今も含めて改めてメモ。パーシアスは過去の2枚初動全てでアルデク5妨害が確定するような形でしたが、パーシアスを採用しない場合盤面自体の強度は下がることになる。
バン+アル
いわゆる強初動。DRAが重い相手にはDRAを優先しても良いかもしれないが、基本的には天使よりの展開を進める。
1.アル切ってバンで弁天→弁天切ってアルでメテオニス→弁天で神巫→2体でファフ→ファフでエル→メテオニスで素材切って墓地弁天→神巫NSからのEFでアーデク経由で弁天→神巫弁天でベアトXS→ベアトEFでアルデク→手札の弁天切ってエルでバン蘇生→弁天で神巫2枚目→メテオニス墓地効果でエルの打点1000下げて回収→メテオニスで素材切ってアルデク→ファフアルでマスカ→エルでリンクリ
誘発のケアなどによってルートの分岐はあるものの、最大値はこれでアルデク3妨害+サロスで吸って4妨害目+墓地蘇生するデッキなら追加で5妨害目+リソースとなります。
展開が終了すると概ね相手の手札の数=妨害数になるパーシアス型と比較して盤面の数自体は劣りますが、ドライトロンの通常ルート通りリソース確保に加え、手札が3枚余る計算になるので十分許容範囲です。
神巫+アル
いわゆる弱初動。パーシアス型ではこの弱初動を5妨害にするのに苦労していました。
今回はこの点は割り切って、ベアト+ファフμβ+DRAの4妨害を目指す方向に切り替えています。これまでは神巫に限らず弁天周りの受かりを良くするなど、「儀式の準備が3投できる都合上天使の枚数はかさ増しできる」というコンセプトで天使に寄せていましたが、ベアトロンαが準備を代替したので割り切れるようになりました。
神巫NSEFでアーデク経由で弁天→弁天切ってアルでメテオニス→弁天で弁天→メテオニスでアル切って墓地弁天→2体でベアトXS→ベアトEFでエル落とし→弁天切ってエルでアル蘇生→弁天で弁天→メテオニス対象エルで1,000下げて回収→2体でファフ→ファフEFでバン落とし→弁天切ってバンでDRA→弁天でアルデク→メテオニスでバンとファフの素材でDRA→相手ターンのドローフェイズにベアトでイーバ落として宣告者
という感じで朱光で1無効破壊/DRAで2枚墓地送り/ファフμβで魔法・罠無効となります。DRAをアルデクに切り替えると、アルデク3妨害になって従来型と比較して2妨害減ってしまうのが考えものですが、妨害の質は発動無効/破壊として最高級なので、対面によって切り替える形になります。
ノヴァ+ベアトロンα
今回のメインコンテンツ。
今の型の一番強い初動。バンを出す手段+ベアトロンαで同じことができる。これまでのバン+アル初動にディアブロシスと《天斗輝巧極》の墓地効果がついてくる。
1.ノヴァでバン→2.ベアトロン(α)efファフニールサーチ→3.ファフニール発動で融合魔法サーチ→4.融合魔法でベアトロン(融合)ss→5.バンをリンクリに変換→6.ベアトロン効果でアルサーチ→7.2体のベアトロンでディアブロシス→8.ディアブロシスefでEXピーピング→9.墓地のバンコスト手札のアル
というルートでいつものバン+アルの展開にたどり着けます。実質バン+アルの強初動のかさ増しであるほか、ニビルを喰らった場合にEXを見れないリスクを許容するのであれば、墓地のメテオニスの回収効果をベアトロンに打ってからディアブロシスに変換すると、最終盤面に残りうるカードの打点が1,000下がらなくなるのでDRAを出す場合に最終盤面の強度が高まります。
ルタなどで途中でベアトロンαを引いた場合
一応やることがある動き。
バンがいない場合
ベアトロンαEFでファフニールサーチ→ファフニールでノヴァサーチ→ノヴァでベアトロンα2SS→2体でディアブロシス→ディアブロシスでEXピーピング
メイン戦ではやれるならやっておくと便利です。
バンがいる場合
ベアトロンαEFでファフニールサーチ→ファフニールで融合サーチ→融合→適当にリンクモンスターをSS→ベアトロン(融合)で足りないドライトロンやDRAなどサーチ→2体でディアブロシス→ディアブロシスでEXピーピング
後続もついでに拾えて融合魔法で手札コスト無しで次のターン動けるので、盤面返されて手札ほぼ使い切っていても、1~2妨害は余裕を持って踏み越えやすくなります。
終わりに
勝ってるわけでもないので一旦メモまででした。どこかで結果でたタイミングでまたまとまった情報にしようと思います。
その時はおそらくはパーシアス採用してるかな……